![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162623023/rectangle_large_type_2_008244fdec76a65d023d1f9360c1d08a.png?width=1200)
ソクラテスって、熱い漢だったんですね
2024/11/20
とある会社のアトツギが、インプットをアウトプットに変えていくnoteです。
今日の喜び
今日は後継者向けのピッチイベント、アトツギ甲子園のエントリー登録がされた日でした。
アトツギ甲子園には出場者を応援できる「いいね!の機能があります。
私の新規事業への取り組みを知ってもらえる良い機会だと思い、いろんな知人に「応援して!」とお願いしました🤲
そしたらなんと、エントリー初日にもかかわらず、120を超える方々から「いいね!」をいただきました😥
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162620253/picture_pc_6248c33d53daca5f10788ffe72330789.png?width=1200)
直接審査等に関わる数字ではありませんが、こうやって多くの人が自分を応援する気持ちをもってくれていることが定量化されると、俄然やる気が湧いてきます!
なかなか頑張れと言われることの少ないアトツギですが、今回のいいね!をエンジンに、まずは書類審査通過に向けて頑張ります!
今日の学び
最近読んでいる本の1つに飲茶先生の「史上最強の哲学入門」がある
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162620923/picture_pc_36a6b9be013fd1074614648152404be3.png?width=1200)
それぞれの哲学者の思想をなるべくわかりやすく、かつ哲学同士のつながりや時系列が見えるような形で書かれており、入門としてとても分かりやすい。
その序盤に出てくる、ソクラテスの「無知の知」についての記述において、自分が今まで勘違いしてたことを知った。
以下、本文の引用である
「つまるところ、彼は、ただとにかく「真理」が知りたかった。そして、それを知ろうともしない世界に対して反逆したかった。そんな彼が、なぜ偉い知識人たちの無知を暴き出そうとしたのかといえば、それは彼が無知の自覚こそが真理への情熱を呼び起こすものだと考えていたからである。 当たり前の話だが、「知っている」と思っていたら「知りたい」と思うわけがない。「知らない」と思うからこそ「知りたい」と願うのである。「だから、まず自分が何も知らないと認めるところから始めよう!」 これがソクラテスの「無知の知」の真の意図である。つまり、彼は、なにも「無知を自覚している自分は偉いぞ」と謙虚さを誇りたかったわけではない。そうではなく、彼は、無知を自覚してこそ「真理を知りたいと願う熱い気持ち」が胸の内にわき起こってくるのだということをみんなに伝えたかったのだ。」
—『史上最強の哲学入門』飲茶著
https://a.co/bk3bCLh
「自分は何もしらないと知るところから始めようね」といった薄いメッセージではなく、「知らないと自覚するからこそ、知りたいという熱い想いが出てくるんだよ」というパッションモリモリの言葉だったのである。
これは、経営者においても大切な考えである。
特定の分野に詳しくなったり、誰かから聞かれることの多い仕事や立場に留まっていると、「知らない」と自覚する機会が減ってきてしまい、歩みは停滞してしまう。
そのため、新しい人や技術、環境に出向くことを習慣化し、「まだまだ知らないことだらけだな」と思うようにする必要がある。
そうすることで成長を進めることもできるし、何よりまだ見えていないものを知りたいという熱を持ち続けることができるので、充実した経営者生活を送ることができるようになるのではないだろうかと考える。
自分は、まだ何も知らない。
知の探求に対する貪欲さを忘れずに生きていきたい。
以上。