とある秋の一日
先日紹介したように、本日は須賀川市翠ヶ丘公園の上北町駐車場で、須賀川GTOが開催されていました。
が、その前に。
Twitterで「寒牡丹が咲き始めました」というつぶやきを見かけて、先に須賀川牡丹園を回ってきた次第です。
1.四季の移ろいを堪能
ゴールデンウイークの時期は観光客で賑わいますが、それ以外の時期も、実はさまざまな植物が楽しめる、須賀川牡丹園。
あまり知られていないのですが、ゴールデンウイーク前後以外は、無料で観覧出来るのですよ。
ハイシーズンの牡丹園の様子については、春にトピックとして取り上げました。
そういえば「寒牡丹」を鑑賞するのは、私も初めてかもしれません。
春~初夏のイメージが強い牡丹の花ですが、品種によっては、1年に二度花を咲かせる品種もあるのですね。
二季咲きの牡丹のうち、晩秋~冬に花を咲かせる品種を「寒牡丹」と呼ぶようです。
そんなわけで、久しぶりに自転車を少し遠くまで走らせ、牡丹園を訪れてきました。
途中には「果物王国ふくしま」らしく、りんごがたわわに実っていました。
多分、「ふじ」かな?
牡丹園は、案の定と言うか。
観光客の姿はほとんど見当たりません😅
でも、割とこうした「ひっそり感」は、嫌いではないです。
茅葺き屋根の入り口をくぐり、目に飛び込んできたのは、真っ赤なサルビア。
確か、春の時期は、ここはチューリップが植えられていたはずです。
四季折々に合わせて、手入れをされているのですね。
奥に見える葉を落とした低木は、牡丹の苗。
春の賑わいと異なり、こうしたひっそりとした光景も、また趣深いものです。
「街なかの紅葉を楽しもう」と思い立って足を運んだのですが、紅葉にはやや早かったようです。
それでも少しずつ色づき始めていますね。
もう少しすると「街なかの紅葉」が楽しめるのかもしれません。
で、肝心の「寒牡丹」です。
寒牡丹が植えられている場所は、牡丹園の中でも結構奥にあるので、案内板を見落とさないように、注意が必要です。
春にも触れたように、私の「牡丹」に関する知識は「にわか仕込み」です。「寒牡丹」という言葉も知ってはいたものの、どのようなものか、よく分かっていませんでした。
ただ、やはり春の写真と比較すると、葉が落ち始めて、花だけが目立つ印象がありますよね。
ポツポツと咲いているので、絵面としては、春に咲くときよりも地味めになるのかもしれません。
でも、今の時期に屋外で色鮮やかな花にお目にかかること自体が少ないですから、何となくホッとしますね。
入り口へ戻る途中、足元がやけにゴロゴロすると思ったら、大量のどんぐりが(笑)。
これも春には見かけませんでしたから、今の季節ならではの光景なのでしょう。
来週には、紅葉も見頃になるのでしょうか。
2.食欲の秋を堪能
さらに、牡丹園を後にして、今度は「翠ヶ丘公園」に向かいます。
若干距離はありますが(直線で1.5~2kmくらい)、概ね一本道なので、自転車ならばそれほど遠いという感じはありません。
ちなみにこちらの翠ヶ丘公園は、「日本の都市公園百選」にも選ばれている、有名な公園です。
福島県で選ばれているのは、翠ヶ丘公園だけなのですよ。
なお、赤い太鼓橋の下を流れるのが、地名の由来ともなっている「須賀川」です。
地元民でも、時には迷うこともある(苦笑)公園ですが、今回キッチンカーが集結していたのは、「上北町駐車場」。
本日は、風が強くて用意した三脚なども倒れてしまったそうで、各店の対応も大変そうでした。
私も自転車を止めたのですが、「本日は風が強いから、予め倒しておいたほうが良いですよ」とのアドバイスを頂きました。
私の愛車をご覧になった方はお分かりでしょうが、かなり年季の入った、ボロ車です😅
でも、せっかくのご厚意なので、お言葉に従って自転車を倒して片隅に置いておきました。
多分、お声をかけてくださったのは、イベント主催者の方(Iさん)だと思います。
このお人柄の良さが、やはり福島っぽいなぁと感じるのですよ😊
そしてテイクアウトしてきたのは、やはり「ナインマイル」さんの「ジャークチキン」。
本日持ち帰ってきたのは、看板メニューである「ジャークチキン」ですね。
購入時には「今晩のおつまみに」なんて言っていたのですが、やはり我慢できずに、遅いランチのメインとして頂きました😁
その分、夜は節制しなければ(苦笑)。
火曜日に別の場所でお目にかかったばかりですが、その時はご挨拶をしそびれていたので、一度きちんとご挨拶しようと思っていたこともあり、GTOに足を運んだのです。
が、太田屋菓子店様の「中の人」が仰るように、キッチンカーイベントは
「危険ですよ😁」
毎週火曜日に、須賀川市役所防災広場にて「エンジョイランチ」というイベントが開催されており、須賀川にゆかりのある「キッチンカー」の方々が、ランチを提供されているそうです。
今回は特に規模が大きい方だったと思うのですけれど、
私の目に止まっただけでも
・カフェ
・魯肉飯←妹の好物
・窯焼きピザ
・パニーニ
などなど……。
「焼き鳥のともちゃん」も聞いたことがあるお店ですし、今回は恐らくすれ違いになってしまった「メロンパン兄貴」のお店は、再び買いに行きたいお店の一つですし。
さすがに少し肌寒くなってきましたが、今回の会場であれば、公園内でテイクアウトのランチを持って、お気に入りの場所でランチと洒落込んでも楽しそうです😊
私がナインマイルさんしか立ち寄らなかったのは、決して他のお店に興味がないわけではないのですよ^^;
火曜日のエンジョイランチ会場や大黒池防災広場などの方が、我が家からは近いので、懐事情と相談しつつ「食べ歩き」を楽しもうと思います!
3.文化&伝統を堪能
そして一度帰宅することにしたのですが、その途中に、気づいてしまったんです。
こんな素敵なイベントに!
この「風流のはじめ館」というのも、実はオープン以来気になっていた施設のひとつなのですが、いかんせん、市のHPだけではどのような施設なのか、いまいち分かりません😅
ですがこのような野外イベントならば、気軽に立ち寄りやすいですよね。
しかも、Twitterで「ミニ演奏会もやります」という、私好みのイベント付き(笑)。
ツイートに気づいたのはオープニングセレモニーの30分前でしたが、慌てて再度自転車を飛ばしてきたのでした。
手元のデジカメがポンコツになりつつあり(少し基盤がダメになっているかも^^;)、撮影がイマイチなのですが、実際にはもっと綺麗にライトアップされています。
「萬松」さんは、恐らく市内の料亭がモチーフだと思います。
ツイートの告知にあったのは、「カルテット ドンカ」さんによる演奏の告知。
どうやら地元つながりで、私のところにもツイートが流れてきたようです。
明日締切の原稿を抱えていたこともあり、30分ほどで切り上げてきたのですけれど、手元のプログラムメモを見ると……
・浜辺の歌
・須賀川市歌
・ゴルトベルク変奏曲
・いつか王子様が
・雨に唄えば
というところまでは、聴いていました。
地元のテレビ局(福島中央テレビなど)の撮影クルーも来ていましたから、もしかしたら夕方や夜のニュースで、演奏の様子が流れたかもしれませんね。
◇◇◇
そんなわけで。
締切を抱えていても、懐事情が多少寂しくても(苦笑)。
それなりに「秋を堪能できる」地元って、やはり強い!!
そんな風に感じた、秋の1日でした。
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