図書館散策より 「本の良い選び方」
こんちゃ、あびとぱです。
今回は図書館で2時間ほど本を選ぶ基準で迷走していたので、その間に考えていたことを纏めます。
【 前提 】
そもそも、読書はインプット手段としては効率が悪いです。
それでも、私は読書を嗜みます。
この行動理由は
「読書 = アウトプット」
という観念を持っているからです。
読書する時、自分の体験と比較して、「本の内容に同意できる? Yes or No」 という問いで立場を作り、著者と自分の主張を戦わせ、結論を出しています。
この行為をする上で
「本の内容 = 興味を持てる内容であること」
が求められるのは言うまでもありません。
自分が興味のないことは結論を考えることも億劫ですから。
【 即効知識効率, 潜在知識効率とは? 】
即効知識効率とは
「時間を投入して確実に利益が得られる時の投資効率」
を指します。
ダイエットをしたい人ならば、ダイエットの本を読んで実践する などのリソースを費やせば、期待することを簡単に叶えられるタイプの投資です。
反対に、潜在知識効率とは
「有益だが、時間を投下して利益が得られるか不明な時の投資効率」
を指します。こちらが一般的な投資効率に近いです。
サピエンス全史を上下巻読む などの日常生活で活用することが難しそうなことが該当します。
ただ、この行動は「資源の無駄」になる可能性が高いですが、ビッグインパクトの起爆剤にもなります。
【 今後必要な投資は? 】
以上の概念を含めて考えていこうと思います。参考動画↓
動画では、「有形の媒体自体に価値は少なく、無形を共有することで生まれる評価に価値がある」という価値観に変化していると解説しています。
これを考慮に入れると、今までの「即効知識効率 > 潜在知識効率」が「即効知識効率 < 潜在知識効率」に今後変化すると推察されます。
それを踏まえると、今後の時代に必要なのは
「学習する意味を感じない分野を自分の興味だけで学び続けること」
だと言えます。(生産性中毒からの脱却が肝です)
【 結論 】
以上の内容により以下のようなパラドックスを導けました。
「自他共に無価値な知識だと考えるからこそ価値が発生する」
社会のニーズに合わせず、自分の興味を貫け。
それが最高の価値になるからよ。ってことです。
故に、私が言えることは唯一つです。
興味のままに内容が「シッカリ」とした本を読みましょう
ちなみに、本日は「サピエンス全史 上下巻」を借りました。