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28,000サイトの分析から生み出したWebサイトの勝ちパターン

WACULさん主催のセミナー「28,000サイトの分析から生み出したWebサイトの勝ちパターン」に参加してきました。セミナーのポイントを整理してまとめます。

セミナーレポート

企業の扱うサイトは、デジタルマーケティングの担当者がリニューアルされる度に設計方針/UIが変更されており、例えば転職エージェントのサービスサイトでは、まず会員登録を促すものと、求人検索を促す形態を各社繰り返している。実は、会員登録型の方がCVRが高い。

WACULではWebサイトのパターンを18パターンに整理し、それぞれのパターンに対する設計の勝ちパターンをまとめている。家電の検索・購入などの理性的な行動が求められるECサイトでは商品スペッックなどの情報量を減らし初心者向けにつくること。ファッションのような感性型のECサイトでは、instagramのようにビジュアルを訴求することでCVRが向上する。

BtoBのLPでの勝ちパターンでは、ユーザーはLPのコンテンツを読み込んでも理解できず、まず資料請求して各社比較してから導入を検討するというユーザー行動が大半で、とにかくCVボタンを最優先して配置すべきと言える。メインビジュアルには必ず設置すべきで、下層ページではコンテンツの文脈に合わせてボタンのラベルを変えると効果が高い。コンテンツの長さで差は生じない。

LPの改善で有効な流れは下記4点。LPの改善は大きく改修を掛けなければ、なかなか成果が出ない。

1)説得ストーリーを変える。→ 2) 文脈に沿ってCVに導くようにコンテンツ、CVボタンを設計する。→ 3)ビジュアルデザインを変える。→4)流入元を拡大して、潜在層を捉える。

コンテンツマーケティングを行う場合の勝ちパターンとしては、情報ノウハウ系は60本以上、ニュースは100本以上の記事が必要。BtoBの事例系は30本程度あれば良い。地道にロングテールワードを増やすためのコンテンツ作りが鍵で、コンバージョンに近いキーワードをデータから分析して、キーワードに結びつく記事を書くこと。

顧客のインサイトを分析して、PDCAサイクルを回すことが重要。WACULは28,000サイト事例の中から勝ちパターンを定義しているため、デジタルマーケティングの担当者誰もが簡単に80点を取れる世界を目指したい。

WACULの分析サービス

まとめ

WACULさん、コンサルなので、もっとノウハウを知りたい方はお問い合わせ&お取引をということで…一番知りたい部分はもちろん教えてくれませんでした!(笑)サイト設計の勝ちパターンに対するノウハウの蓄積は、受託として複数のサイトに携わった経験ならではの価値から発揮できることだと思います。ですので、個人的には、コンサルとしての知見の蓄積とサービス化の考え方が最も学びになりました。

以上です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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