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「教育のお仕事」の人事がおすすめする学生向けの本12選(前編7冊:教養編)
こんにちは。kです。
最近、このコロナウイルスで誰しも家にいる( #stayhome )時間が長く、
本を読んでいる方も多いかと思います。
また仕事柄、学生(大学生や高校生)と関わる機会が多く、
おすすめの本を聞かれることも多くなってきました。
そこで今日は私が学生(主に就活生)におすすめする本をご紹介したいと思います。
(この類の記事はネット上にあふれてますが、気にしない。)
私は自身の経験から想いとして、
・学生の時間があるうちは、すぐに「役に立つ」ものでなくても、「意味のある」ものを読んでほしい。(前編)
・興味を持ったものはとことん深掘りすべし。(後編)
と考えています。
というわけで、今回の前編では、すぐに「役に立つ」ものでなくても、「意味のある」ものとして、主に「教養」といわれるような分野、
次回の後編では具体的なテーマとして(私のテーマである)「教育」の分野
の本をご紹介します。
はじめに。
さっそく中身に入っていきます。
私の基本的なスタンスとして、就職活動、より広くキャリア選択をする際には、キャッチーなハウツー本だけでなく、
・世界&社会はどこへ向かうのか
・その中で生き残る&必要とされる&価値のある仕事&企業は何なのか
・その中で自身はどういうキャリアを歩んでいくのか
という大きい問いをちゃんと持っていてほしいと考えています。
これらの問いに対する自分なりの答えがないと、
どうしても「見栄え」重視のうわべの意思決定になりがちです。
その中でも最重要なのが、「世界&社会はどこへ向かうのか」という問い。
この問いに向き合うには、過去⇒現在⇒未来の時間軸の中で
A原理として変わらないもの(古典)
B変化の法則性を示唆するもの(歴史)
C実際の未来への萌芽(テックとかサイエンス)
をバランス読むのが大事といえます。
というわけでこの記事では、上記カテゴリに準じてご紹介していきます。
A原理として変わらないもの(古典)①:『論語と算盤』渋沢栄一
本をおすすめしてと言われたら、必ず紹介するのがこの本。
私の座右の書であり、バイブルです。
これは語るとそれだけで1つの記事になるので笑、
「生きる」や「働く」について非常に示唆に富むということだけお伝えします。
本は小難しく書いてあるところも多いですが、
あっちゃんがわかりやすく解説してくれています。
A原理として変わらないもの(古典)②:『ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則』ジム・コリンズ
こちらも経営者のバイブル。「生き残り続ける」企業の原則を考察している。
25年経っても現在も通ずることばかりで、企業や組織を選ぶ際のチェックリストにもなる。
B変化の法則性を示唆するもの(歴史)①:『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ
こちらも歴史・人類史を考える上での定番。
ただの歴史を叙述するだけでなく、そこに見られる原理や法則にも言及し、
未来への示唆にも富む。
B変化の法則性を示唆するもの(歴史)②:『銃・病原菌・鉄』ジャレド・ダイヤモンド
こちらも歴史・人類史の定番で「歴史の法則性」にヒントがある。
歴史学や人類学だけでなく、様々な学問領域に広がり、著者の「知性」に圧倒される。
ジャレド・ダイヤモンド氏にはほかにも著書多数。
C実際の未来への萌芽①:『シン・ニホン』安宅和人
個人的現時点での日本の未来予想の決定版。
『イシューからはじめよ』の安宅氏が書かれていて、情報量が多く、非常に参考になる。
ただテクノロジーやAI、データのようないわゆる「先進的な未来」だけでなく、最後には「風の谷」というある種の「回帰的な未来」にも言及しているのが面白い。
C実際の未来への萌芽②:『LIFE SHIFT』リンダ・グラットン
これも言わずもがなの定番。
100年生きる時代に「仕事」「キャリア」「学び」をどうとらえるか、非常に参考になる。
教育者としては自身の人生だけでなく、子どもたちがこういう時代を生きるのだという意味でも重要。
C実際の未来への萌芽③:『後悔しない「産む」×「働く」』齊藤 英和、白河 桃子
未来という意味でこの本も。ほかの本に比べると知名度は少ないだろうけど、めちゃくちゃ重要。
仕事としてのキャリアプランだけでなく、人生全てを包括するライフプランを考える上で知っておきたい知識。
女性はもちろん男性にもキャリアを考える上で読んでほしい。
おわりに。
以上。
後日、後編:教育編で5冊くらい紹介します。
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