日々の記録(18)無理して頑張ることを”美談”にしないで
2021.8.30 12:41
今朝は二度寝してしまい、起きたのは8時半ぐらい。久々に寝過ぎてしまった。
そのため、TSUTAYA DISCASのレンタルCDを取り込んだり、部屋のゴミの整理をしたりしていたら、あっという間に11時を過ぎてしまっていた。
バスに乗って、就労移行支援事業所へ向かい、少し休憩してからお昼休み。いつもの濃厚鶏白湯つけ麺を食べに行ってきた。至福。
さて、最近、わけもなく悲しい気持ちになったりすることが増えてきた。街を歩くだけで、寂しい気持ちになる。シャッターが閉まっていて”休業中です”という貼り紙を見る度、気持ちが滅入る。どうしても目に入ってきてしまうのだ。
本当に世の中が重たい空気に包まれている気がして、悲しくなることが増えてきた。
みんな、疲れてるんだよね。きっと。
何か、そんな空気感が分かってきたから、今、とっても悲しいのかもしれない。
難しいよね。この重たい空気感は、自分一人だけの力では、どうにもならないから。そう考えると、やはり虚しくなってしまう。
個々人によって、価値観も違う。分かってはいるけれど、落ち込んでしまう。
この前も、母から「今の若い子は弱い。私は昔、若い時は、吐いて何も食べられなくても、仕事を休まなかったぞ」とか言われちゃったり…。
果たして、”体調が悪くても仕事を休まないこと”って、美しいことなのだろうか。
今の日本って、”どんなことがあったとしても、仕事を休まないこと”が美徳とされている節があるが、そんな風潮が、多くの人々を追い込んでいるように思える。
今朝、90代のおじいさんが、マクドナルドで現役で夜勤をしているというニュースを見たが、”これを美談にしてはいけない”と思った。
裏を返せば、90代になっても、まだ働き続けないと生活が出来ない社会になってきていることを示しているわけだし。
でも、多くの日本人は、”素晴らしい”、”すごいね!”、”素敵な話だね”、などという感想をタイムラインに沢山流している。
果たして、これは健全な社会なのだろうか。
そんなことを考えていたら、日本の未来に対して”明るさ”を見出すことが出来なくなってきた。
”本当の美しさ”とは、一体何なんだろう。そう考えさせられた。
少なくとも私は、”無理を強いられるような日本社会”は、美しいとは到底思えない。