くらもち|花と生活の記録

花や生活に関する文章を書きます 元介護士→現事務職→フローリストになりたいアラサー

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最近の記事

花の茎を折るのは知識か、それとも怠惰か

菊の美しさに気付いた2024年の秋。 田舎の実家では、昔から変わらずお彼岸やお盆の時期に菊の花を供えます。 幼い頃からその様子を見て育ったため、私の中で菊=仏花のイメージがとても強く残っています。プレゼントや部屋に飾る用の花として菊を選ぶこともめったにありません。 ところが、先日、花専門のECサイト「FLOWER」で「マムの夕焼け色ブーケ」という素敵なネーミングの商品を発見。 その哀愁を帯びた美しい名前とビジュアルに惹かれ、ポチッと購入してしまったわけです。これがまあ

    • 自己満フローリストになってしまう前に

      先日、ある言葉にハッとさせられました。 「テーマと作成意図がしっかりと伝わってくる作品が評価されます。」 これは、花キューピットが主催する、フラワーデザインコンテストの審査員のコメントです。 週末、たまたまイオンに行った際に、東海ブロック代表選考会が開催されていました。広場には、数多くの作品が並べられていて、そんなこと全く知らなかった私、大興奮。 「トイレ行ってくる」と言い残し、ユートピアと化したイオンの一画を見つけた私は、夫のことをほったらかしにして、ふらふら〜っと

      • 介護士としての経験が私を花好きにさせた

        介護士として働いていたことがあります。 私が働いていた施設では、造花ではなく生花にこだわり、季節の花をあしらっていました。月に1〜2回、外部から講師を招いてフラワーアレンジメントのアクティビティなんかも行います。 利用者の中には、昔、生け花のお稽古に通っていた方や、それこそ華道の師範の方なんかも多くいらっしゃり、施設内の装花やアクティビティを楽しみにしてくださっていました。 一方で当時の私はというと、花になど全く興味なし。卒業やお祝いごとでいただく花束。「家に花瓶もない

        • フラワーアレンジメントを習って海外でウェディングブーケを作った話

          結婚1周年を迎える少し前のこと。 私たち夫婦は、ちょっと遅めの新婚旅行へ。 新婚旅行といえば、ハワイやバリ島、フランス、イタリアなど、海が綺麗なリゾート地やヨーロッパを選ぶ方々が多いかもしれません。しかし、私たちが選んだのはアメリカ。それもラスベガスとロサンゼルス。正直、どういった流れで旅先がアメリカに決まったのかあんまり覚えていません… 私も夫も結婚式を挙げることに興味がなく、でも新婚旅行は行きたい。海外がいいよね〜!ということで意見が一致していました。結婚式は挙げない

          お気に入りのうつわたちを自慢してもよいですか?

          花の他にも好きなもの、好きなこと、いろいろ。 うつわを集めることも大好きな私です。 今回はお気に入りのうつわを2つほどご紹介します。 まず一つ目、ペンネを盛り付けたプレートは、2023年にイッタラ×ミナペルホネンのコラボとして登場した、フォレストライフ。 暖かな灯火のような彩りのトマトのペンネと対称的な深いブルーが料理を引き立ててくれています。料理とお皿の組み合わせがバッチリ決まると、より一層、料理が美味しく感じませんか? あ、このペンネ、あたかも自分で作ったようにし

          お気に入りのうつわたちを自慢してもよいですか?

          花や生活をテーマにした文章を書きます

          こんにちは。そして、はじめまして。 花が大好きな倉持と申します。その辺にいる平凡な会社員です。 私は1年ちょっと前から、TWSA(社団法人テーブルウェアスタイリスト連合会)の代表である二本柳志津香(にほんやなぎしずか)先生のもとでフラワーアレンジメントを習っています。 フラワーアレンジメントって、どんなことを習っているの? フラワーアレンジメントとは、その名の通り、花に手を加えてより美しい姿にすることです。具体的には様々な色や形、大きさをした花を選んで組み合わせ、ブー

          花や生活をテーマにした文章を書きます