【書評】【ファシリテーションの教科書】
せっかく会議の場を設けたのに「伝えたつもり」「わかったつもり」「合意したつもり」になっていて理解しあえていない、合意形成がきちんとできない。そんな課題の解決を図るための具体的な方法論をまとめた一冊です。
例えば、問題が出た時は何かと「なぜそうなったんだ!」と叫ばれがちですが、いきなりそこを論じても話がかみ合わず進まない、というのは多くの人が経験してきたと思います。
実は、このなぜ(Why)の話というのは、その前提として目指す姿(What)は何か、理想と現実の差・問題はどこに