装釘のすばらしい書物11 「歩く男」


「歩く男」
佐江衆一
三軌舎 昭和51年刊


本文


二重函、四六判。表紙はカメオ嵌込バックスキン革装。
扉には手彩色絵はがき1葉貼付。天金。
見返しにはマーブル紙を使用。

函は麻張りで旅行トランクを模したデザインなのだろうか、文章とリンクしていておもしろい。
函の四隅と題簽は羊革を使用。
この外に、横長の著者家蔵本もある。


バックスキン
マーブル柄は同じモノが二つとない気がする
手貼りだろうか?

これにて28日「書物と装釘」に持ってゆくピックアップ本の紹介は終わりです。
なんとか開催日までに間に合いました。
もちろんこの他にも限定本以外の本も持って行きます。

週末本屋とはいえ本のプロを自称するにはあまりに拙い文章で恥ずかしいですが、今後も精進しますのでご容赦ください
それでは当日会場にてお待ちしております

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