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生きのびるための事務!

なんだこの本は!めちゃくちゃ面白いぞ!
将来は音楽をやりたいけどどうしよう…とか、
ものを書いて生活したい!でもどうすれば…など、
漠然とした悩みを抱えている人は是非読んでください!
その悩み、事務で解決できます!
後悔させませんよ!(僕が言うことではない)

マンガですよ

「生きのびるための事務」
著者は坂口恭平さん
漫画は道草晴子さん
あのPOPEYEのマガジンハウスから登場です。

著者の坂口恭平さんは執筆に作曲にアート制作もしていて多才だ。
でもそれもはじめは無からのスタートだったらしい。
頭の中に居候する「ジムくん」が事務を教えてくれて、生活のアレコレを「事務」として捉え直すと、不思議とうまく生活が回っていく、というお話。
そんなことあるのかよと思うけど、あったのだ。というよりも、こうして僕も執筆しているのだからたしかに影響力というかエネルギーがある人なのだ。
(この原稿の下書きは読後すぐに始めました。)

不思議なことに、こうして執筆していると、気持ちが落ち着いてくる。なんだか、MacBookを使いこなしているようでかっこいいし、それに、ブコウスキーみたいだ。晩年のブコウスキーもこうやってmacに向かって執筆していたらしい。

そういえば、ブコウスキーの作品を読んでいると、彼はとても素直な人だなと思う。素直だから人に好かれて、そして生活もうまく回っていく。
なんだか坂口さんとにているな。ブコウスキーは、郵便局で働いていて、その後に作家として独立したらしいけど、郵便局員時代の話を読むと無茶苦茶すぎて驚いたな。そういう破天荒さも人を惹きつける魅力なのかもしれないな。
坂口さんだってホームレスの研究をしていたくらいだし、やっぱり型破りだ。

僕にはそういう破天荒さはない。ないけど、変わっていると言われることはあるな。僕にとって当たり前のことでも、他人にしたら恥ずかしかったり、ちょっと無茶しているように見えるらしい。ということは、僕も破天荒なのかもしれない。そもそも、破天荒な人は自称しているわけでなく、周りの人から見て破天荒なのだから、僕も破天荒なのかもしれないというのは、案外あたっているかもしれない。

そういえば、ここまでで軽く原稿用紙一枚の分量を超えたが、村上春樹氏は原稿用紙10枚を毎日書くらしい。エッセイで語っていたそうだ。これも坂口さんの著書に書いてあったな。10枚って、それは多いな。小説家だから当たり前、ではなく、書くことが好きだからそれくらい書けるのだろう。というか、気がついたら書いているのだろう。とはいえ、僕も書くのは好きだ。いつも頭の中でなにか考えているから、それをわ~~~っと吐き出せる執筆は好きだ。何を書いたらいいかわからない気がしたけど、書けば書くほど、書くことが出てくる。そしてここまで全く苦じゃない。好きなんだと思う。苦といえば、誤字をタイプしてしまうことが苦だ。書き直すと施工が途切れそうになるし、書き直さないと、あとから読んだときに意味不明だと思うし、なんとかしたいけど、まあいいか。
で、今夜は1000字を超えたからこれでおしまい。まだまだ書けるよ?

以上、ここまでが読後すぐに書いたものです。
この本には、人をすぐに行動へと駆り立てる力があります。
サクッと読めて、生活に大切なものがぎゅっと詰まっています。
本当にいい本に巡り会えました。

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