「はたらくを楽しもう」が凄すぎる、について

先日、元パーソルキャリア(旧インテリジェンス)の後輩、中島さん(VOLLECT CEO)のツイートについて、水戸のサウナで話をしたのだけど。インテリジェンス時代のスローガン、「はたらくを楽しもう」の影響力について。めちゃくちゃ偉大だよね、って話で。ぼくも今でも大好きだし、現在のパーソルのスローガン「はたらいて笑おう」も大好きだ。

■中島さんのツイート「インテリジェンスの、「働くを楽しもう」というビジョンは凄すぎて・・・」はコチラhttps://twitter.com/taishi_nakashim/status/1516939677781364736?s=20&t=hKC-zi_wcX769cn2Kd9FjA

僕の家族は、笑顔ではたらいていた。辛そうな顔もたまにはあったと思いますが、朝起きたらお父さんとお母さんが「おはよう」って笑顔で言ってくれることに、とても幸せを感じていました。たまにお母さんと喧嘩して、「おはよう」が冷たいと、1日暗かったな。笑

両親も、おじいちゃんもおばあちゃんも、会社や家でよくはたらいていました。そして笑ってました。そんな姿をみて、ぼくはそれが「大人」だって思ってました。たのしそうだなって。でも色々聞くと、大変だった。それでも笑っててたんだな。凄いなって、いまでは心から思っています。

でも世の中は違いました。TVや友達の話から聞こえてくるのは、「働きたく無い」「仕事はつまらないものだ」と。何それ?超嫌なんだけど。

僕の小さい頃からのヒーロー、サッカー選手のカズや中山、ジーコなども楽しそうにサッカーしてた。アイドルや俳優も楽しそうだった。もちろんサッカー選手は辛いこともある。怪我、不調、落選など。でも少し経ったら笑ってた。まるで自分の親みたいに。だから、僕もそんな「はたらくこと楽しむ」、「はたらいて笑える」人になりたいと思ってた。

大学生になってから。いつだったか、母親が言ってくれた。私が大学受験に落ちて、浪人しているときについて、「おじいちゃんが、『悟は大学落ちても、笑顔でいて凄いな』って言ってたよ」って。僕はそのとき、「へーそうかな?」ととぼけてたけど。今なら分かる。違う、みんな笑ってたから、僕も笑えていたんだって。有り難かった。

就職活動するとき、改めてはたらくことについて考えた。僕は成長したいと思っていたから、それが第一の軸だった。けど、一方で東京にいて、下を向いている大人にはなりたくなかった。そんな人生にしたくなかった。笑っている、たのしんでいる、それが僕の中での「カッコ良い大人」だし、「なりたい大人」で「ヒーロー」だ。

だから会社説明会行っても、事業内容とかよりも、人を見ていたと思う。他の人はちゃんとノートに、事業内容や職種とかビジョンとかメモしてたんだろう。僕が書いていたのは「カッコ良い」「なんか違う」「つまらなさそう」ということだ。だから困ったのは、最初に入社したインテリジェンスの「人材紹介」とか「派遣」については、ほぼ入社するまでわかっていなかった。

けど、インテリジェンスの社員のイキイキとした顔(演技だったかもだけど!笑)、20代でも自分達の仕事のやりがい、価値、意味を自分の言葉で話している姿、役員が世の中についてめちゃくちゃ考えている姿、そしてそれを表すインテリジェンスのスローガン「はたらくを楽しもう」。これに共感して、何の会社だかわからない会社に入社すると決めたのだ。とんでもないやつだ。でもそれくらい、魅力的だった。

しかし、入社して直後のぼくは、「はたらくを楽しめない」奴だった。活躍するのは、締め会(飲み会)の幹事くらい。ぜんぜん楽しくなかった。自分のなりたい姿とのギャップに、とてもとてもとても苦しんでた。

けどそこから抜け出すことができた。それは、一緒にはたらいている仲間が真剣に仕事してて、顧客に向き合ってて、つまらないことでも本気でやって、「はたらくを楽しんでた」からだ。それを見ていて、自分に対して諦めず、食らいついて、心を変えて、行動した。そうしたら結果がでるようになって、感謝されたり、賞賛されるようになって。「はたらくを楽しむ」ことができたと思っている。

そこから、ベンチャー行って、茨城いすゞでも、何度も辛く大変な時はあった。けど、「はたらくを楽しもう」という言葉に出会えたおかげで、私は「楽しもう!」って自分を立て直してきたと思う。そして「はたらいて笑いたい」。

茨城いすゞに入ってから、おじいちゃんである会長に入社して2週間くらいかな?聞かれたのは「楽しいか?仕事は楽しくやらないとね。」と。父親もいうのは、「たのしくやろう」。変わんないね。おかげで、茨城いすゞの行動基準である「7つのこだわり」にも「たのしもう」が入ってます。

笑って仕事するんじゃない。ヘラヘラしてやるんじゃない。楽(らく)と楽(たの)しいは違う。困難なことを乗り越えて、成し遂げて、そしてはたらくを楽しむんだ。笑うんだ。

ぼくはたのしみたい、笑いたい。茨城いすゞの社員にも、地域の方々にも、そんな風になってほしい。

人生を楽しもう、そして笑おう!

PEACE

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