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【正直書評】「わかる」から「動ける」まで言葉の解像度を上げる
書評note3つめです。
ご恵贈いただきましたプレジデント社様、ありがとうございました。
書評は正直に書かせていただきます。
読んでくださった方はぜひ「スキ」をお願いします。励みになります。
自己紹介
2025年1月1日から、X(旧Twitter)で毎朝ビジネス書の紹介をしています。
1月は31冊読み、ポストで31冊紹介しました。
まだまだフォロワー数は少ないですが、
ありがたいことにいくつかのポストで反響をいただいています。
どれも本のちからが大きいですね。
興味を持ってくださった方は、
気軽にフォローしていただけると嬉しいです
会社で、家庭で、学校で。相手との接し方に悩んだら、「コーチング」を勉強してみて。上から順番に読むのがおすすめです。 pic.twitter.com/mEDYaQbF6o
— テツ📖ビジネス書紹介 (@tetsu_books) February 10, 2025
この本を一言でいうと
この本を一言でいうと、
「仕事で『具体的になにをしたらいいかわからない』を解消できる本」
です。
「当事者意識を持つ」「徹底的に考え抜く」「周知徹底する」
など、よく使うけれどあいまいなフレーズがたくさんあります。
このようなフレーズを12個取り上げており、
①それらの解像度を上げて理解できる
②具体的になにをしたらいいかがわかる
この2ステップで行動を後押ししてくれる本です。
また、部下の立場、上司の立場の両方で効いてきます。
覚えておきたい3つのポイント
読んでいて、私が特にポイントと感じた3つをピックアップします。
「1枚」フレームワーク
著者の浅田すぐるさんは、
「1枚」ワークス株式会社代表取締役社長です。
入社したトヨタ自動車で習得・実践した
「紙1枚」仕事術を広め、
本書発売時点で累計57万部を売り上げています。
本書で示された「1枚」フレームワークはとてもシンプル。
1枚の紙を縦横4分割し、
16個のフレームに分けて書き込んでいきます。
シンプルですが奥が深く、
解像度を上げる
優先順位を決める
質の高い会議を運営する
といった様々な活用法が紹介されています。
私自身も、「1枚」フレームワークを実践してみました。
「わかる」から「動ける」まで言葉の解像度を上げる
— テツ📖ビジネス書紹介 (@tetsu_books) February 16, 2025
にて紹介されていた「1枚」フレームワークを使って、
「上手なファシリテーションとは何か?」
の解像度が自分の中で爆上がりしました。 pic.twitter.com/MhhTbkN3gS
実践してみて改めてわかりましたが、
頭の中で考えるよりも、
手書きしてみるほうが圧倒的に効率的でした。
みなさんも本書を買うことで、
この力強いフレームワークを学ぶことができますよ。
(下のリンクから買っていただくと私が喜びます)
解像度を上げる技術
解像度を上げる技術として、
反対から考える
具体と抽象を行き来する
英語に置き換える
が紹介されています。
先ほど紹介した「1枚」フレームワークでも、
この技術を活用しています。
問題解決のWhat,Why,How
トヨタ自動車では、
「仕事=問題解決」
と定義しているそうです。
問題解決をする際には、What,Why,Howに分解しながら、
「1枚」フレームワークで書き出し、
さらにそれらのつながり・関係を書き込む
このことによって、問題解決をスムーズに行うことができます。
この本をおすすめしたい人/できない人
書評では3つだけポイントを示しましたが、
本書では12のあいまいフレーズ(類似フレーズも含めると72)
が取り上げられています。
この本をおすすめしたい人
社会人歴がまだ浅く、
「上司の指示が明確じゃないと感じることがある」
「なんとなく指示はわかった気がするけど、
具体的になにをしたらいいかわからず手が動かない」
こんな経験がある方には、
社会人としてステップアップする際におすすめできます。
また、部下や後輩を指導したり指示する立場でも、
「なぜこちらが言ったことをうまくやってくれないのか」
と感じる場面はありませんか?
それは、あなたが発する言葉の「解像度が低い」
からかもしれません。
あなた自身が「解像度を上げて」から伝えてあげることで、
部下や後輩もスムーズに動いてくれるかもしれません。
「そんなこと自分で考えろ!」
と思うかもしれませんが、
人手不足の昨今では、
こちらから歩み寄ってあげる必要があります。
この本が気になった方は、書店で手にとって見たり、
Amazonなどでさらに紹介文を読んでみてくださいね。
(下のリンクから買うと私が喜びます)
この本をおすすめできない人
一方、この本をおすすめできない人は、
どうしても紙とペンを使って考えたくない
具体的な指示をしてくれない上司が悪い
という思考の人です。
そういう方も読めば考えが変わるかもしれませんが、
あまり刺さらないかもしれません。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました!
最後まで読んでくださったあなたにお願いです。
ぜひ、記事への「スキ」をお願いします。
書評に対するコメントをいただけますと大変嬉しいです。
また、Xでは毎朝ビジネス書の紹介をしています。
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— テツ📖ビジネス書紹介 (@tetsu_books) January 31, 2025
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