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同じ目線で

札幌あいの里研修センターで
札幌地区の18名の外国人就労者たちの
入国後法定講習が昨日スタートした。

女性外国人就労者が北海道にきて暮らし始めて起きやすい症状について事例を挙げて対策を考えている。

私たちはもちろん新型コロナウィルスワクチン接種をとても重要視しているが、基本は健康診断書を重要視して保存と活用を情報をして大切に支援活動を続けている。

・北海道の温暖さや空気がきれいだけれど
 空気が乾燥しているため、皮膚炎、
 アトピー、アレルギーが多くなる。
・母国からとは環境が変わりストレスも感じ
 やすくなり生理不順が起きやすい。
・日本には、ポテトチップスなど美味しい
 スナック菓子がたくさんの種類があり、
 これを好んで毎日食べたりそれと一緒に
 コーラを過剰に飲んで、肝臓の数値が
 悪くなる。
・治しきれていない虫歯が放置されていて
 冬の寒さと共に痛みがひどくなる。
・日本、北海道での初めての就労なので
 心配事や緊張したりストレスで
 不眠症になる。
・冬場の寒さに慣れていないため
 足の靴下など気をつけていないとしもやけ
 になりやすく厚手の靴下と衛生的な取り換え
 が必要になる。
・仕事の為、不規則な生活リズムにより体調
 が崩れやすい。
・親知らずでの痛み、盲腸が炎症を起こし激
 しい腹痛を伴うことがある。


外国人就労者自身が自己のストレスに向き合い、あまりストレスを抱え過ぎない様に、辛い事や心配なことがあったら、すぐに支援担当者や私たち、そして、就労者本人の所属会社に相談できることをこの講習で繰り返し伝える。

SNSでの連絡も大切だが、メッセンジャーやLINE、スカイプで生の声での電話やテレビ電話はもっとも重要で、そして私たちの強みの直接面談はもっともっと重要でこれを続けてからこの配属前の法定講習はとても重要だ。

私たちは、この法定講習のときから、
目線を合わせて、同じ高さの目線で向かい、
寄り添うことが一番大切なことである。

私たちはこの同じ目線の大切さを決して
忘れてはならない。


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