ベトナムタインホア省ガーソンのセッジマットについて
ベトナムの中部タインホア省のガーソン県にはベトナム伝統セッジマット(ござ)の代表的な産地だ。これもまたほとんどの日本人には知られていないと思う。
ガーソンはタンホア市から北東に40キロメートル離れた海に近い地域で、海岸沿いに8つの集落があり、肥沃な潮の干満のある地域である。
この地域では、この田園地帯の誇りであるガソンマットを織り上げる1種類の木、セッジのみが育てられているのは驚くばかりだった。
ガーソンのセッジは、小さくてとても丈夫に作られている。
この丈夫で光沢のある繊維であるガーソンのセッジはベトナム国内ではとても有名だ。
特徴的なことは、この地域のように長いセッジを育てることができる場所が他の地域には、ほとんどないこと。
これは、美しく耐久性のあるマットを織るために使用される最良の種類のセッジである。
ガーソンの人々は150年以上もセッジマットを承継して作り続けている。
単純にセッジマットを織っているだけでなく、ガーソンのセッジの多くの製品はもちろん才能のある熟練と働く人たちのやり続ける創造的な精神によって作られ、ユニークなデザインの手工芸品となってきた。
輸出用の様々なテクスチャーとパターンの魅力の結晶だ。
フロアマット、ニットマット、レーン、スリッパ、装飾品などは、海外の日本、韓国、中国など輸出されている。
セッジの栽培やセッジマット職人などの地域産業の振興は、ガーソンの多くの人たちの家族は、広々とした家を建て、高価な近代的な生活施設を購入し、特に子供たちを教育、勉強させるためのより力強い生活の基盤を造り上げてきた。
世帯の年収は、約4億ドン(日本円で約200万円ぐらい)から5億ドン(日本円で約250万円ぐらい)で、約1,000人の労働者の雇用を生み出していると聴く。
もちろんベトナムの伝統的な手作業の技術的な産業は、様々なものがあるが、このセッジマットの技術も少しでも私たちは、日本人に知ってほしいと願っている。
ここで暮らすガーソンの人たちが愛情を持って作ったセッジマットを世界中で愛されて使ってくれることを心から願う。
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