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ベトナムの入国前・入国後の検査及び隔離措置不要について

ベトナム政府から、ベトナム入国前の新型コロナウイルス検査を不要とする旨が発表された。

これにより、今日、5月15日日曜日午前0時より、入国前・入国後の検査 及び 隔離措置は不要となった。

(ワクチン接種の有無や回数は入国の条件としては規定されていない)

ベトナムのVu Duc Dam副首相は、SARS-CoV-2ウイルスの検査要件の一時停止について、2022年5月13日付けの首相の公式派遣番号416/CD-TTgに署名した。

2022年5月15日の0:00から、ベトナムに入国するときにSARS-CoV-2ウイルスの検査は必要ない。

趣旨

世界保健機関の発表によると現在、COVID-19の流行は、世界規模での症例数と死亡数の両方を減少させる傾向にある。

基本的なワクチンは、SARS-CoV-2ウイルスの種類に対して依然として有効である。

多くの国や地域では、COVID-19の感染検査の要件など、エピデミック(感染症が最初に急増したコミュニティよりも広い地域に拡大する状態)対策が徐々に緩和されている。

ベトナムでは、エピデミック予防、安全で柔軟な適応、およびCOVID-19の流行の効果的な管理のためのソリューションの抜本的かつ同期的な実施期間の後、エピデミック予防は前向きな結果をもたらした。

国内の新規症例数は2022年3月15日から現在に至るまで継続的に減少しており、重度の病気の転移数、COVID-19に関連する死亡数は減少しており、COVID-19ワクチンの接種率は高い状態である。

これに関連して、保健省は、2022年4月27日からベトナムに入国する人々の医療申告の中止を指示する文書を発行した。
 
エピデミックの予防と管理措置の適用を確実にすると同時に、政府の決議の精神に従って社会経済の回復と開発活動を促進するための好ましい条件を作り出すために、首相は次のことを命じる。
 
❶. 2022年5月15日00:00からベトナムに入国前に、SARS-CoV-2ウイルスの検査要件を一時的に停止する。

保健省は、流行の状況を注意深く監視し、適切な流行の予防と管理を迅速に指導する。

❷.外務省は、ベトナムへの入国を希望する者に、保健省の指導の下でのエピデミックの予防と管理の要件を遵守するよう通知するよう、海外のベトナム政府機関に指示するものとする。

❸.運輸省は、保健省の指導の下、運輸手段の流行を防止および管理するための措置を講じるよう航空会社に指示している。

❹.州および中央都市の人民委員会の委員長は、保健省および関連省庁の指導に従い、地域におけるエピデミックの予防および管理に関する措置を厳格に実施する。

❺.大臣、大臣レベルの機関の長、政府に付属する機関、州の人民委員会の委員長、および中央で運営されている都市に、予防措置の実施の指示に引き続き、焦点を当て、COVID-19の流行と戦うよう要請する。 発生した問題をその内容に応じて、定期的に検査して迅速に処理するか、規定に従って管轄当局に報告すること。

以上、社会経済の回復と開発活動を促進するための好ましい条件を作り出すための方針を明確にした。ベトナム政府の舵取りの明確化を示している。

現在の日本政府としてはここまでの緩和措置は難しいことだと考えられるが、海外の各諸国の措置の動向は参考にすべきだ。

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