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ベトナムホアビン省キムボイ県フンティエン村のレモングラスについて

ベトナム首都ハノイの中心から車で西南西へ2時間かかる場所に、ベトナム北部ホアビン省キムボイ県フンティエン村というベトナムでレモングラスを大量に栽培している地域がある。

フンティエン村に来ると、どこでも、緑豊かなレモングラスが広がっている。

現在、レモングラスは主要作物の1つになり、地元の人々に安定した収入をもたらしている。

もともとベトナム国内135の地帯、不利な地域にある部落、コミュニティのひとつだった。
(ベトナム国内の135の不利な地域というのは少数民族や山岳地帯に属する地域の部落、コミュニティがあり、経済や生活環境が苦しい地域のことである)

過去には、フンティエン村の人々の収入は主に農業、林業、家畜が主産業だった。

何年にもわたって、混合庭園作付けの面積を改善しることが急務で、その中で着目したレモングラスは徐々に拡大されてきた。

レモングラスは2003年に部落に植えられ、当初は数世帯が成長し、球根を小規模に販売していた。

 2015年までに、トレーダーがレモングラスの葉からエッセンシャルオイルプレス機を使って加工したことがきっかけとなり、部落の人たちはこの種の効果をより明確に期待することを確信して、徐々に植栽面積を拡大していった。

現在まで、コミューンの世帯は80ヘクタールのレモングラスを栽培してきた。

実際から見ると、レモングラスは収穫されて売り切れていて、同じ耕作地で稲作をするよりも経済性が5倍高い。

フンティエンの人々によると、レモングラス栽培は、丘陵の低い土壌に適応しやすく、干ばつ耐性が高く、害虫や病気に苦しむことはめったにない。
レモングラスの栽培は、1年目だけ除草が必要だ。

2年目以降、レモングラスは、特に肥料や化学薬品を使用せずに、自然に良く成長している。
そして、レモングラスは年に2回収穫できる。 

ただし、5年後、植え替える必要が出てくる。

平均して、1ヘクタールのレモングラスは20トンの塊茎と10トンの葉と作物を生み出して、費用を除けば、栽培者は1ヘクタール当たり7500万ドンから8千万ドンVD(日本円で約375千円から40万円ぐらい)を稼ぐことができる。

レモングラス栽培のおかげで、高収入がもたらされて、フンティエン村の人たちは、物質的にも精神的にも生活は、大幅に改善出来た。毎日の勤勉さにより、勝ち取ってきた努力の結晶だ。

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