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空想旅行

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日常視点編集
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2020年5月の記事一覧

相手の「枠」を感じる

今週久しぶりに東京の渋谷近辺を外出しました。
昨今の自粛もあったので、家の近所で用事を済ませることが多く、電車に乗ることもせずに、都心に出るのは実に2ヶ月ぶりぐらいでした。逆に都心に出られないことをストレスに少しも感じることがなかったので、実は自分のライフスタイルに都心は必要ないのでは、と思わずにはいられません。 普段の仕事のMTGはzoomを駆使し、自分の欲しい物は、amazonや他の宅配サービスを利用することで手に入りますから、わざわざ都心まで出る必要もないというのが気づ

関係性を生む、デザイン。

最近マガジン a quiet dayの製作以外にも北欧のインテリアブランドを日本に展開するためにマーケティングやPRなどの仕事をお手伝いさせていただいて、今までとは少し違う視点で北欧についてよく考えています。 それは日本とは文化や、はたまた人生観までが異なる異国の地で生まれたインテリアプロダクトを日本の人たちに紹介するということなので、そもそも何が北欧デザインたらしめているのかということを滔々と考える日々なのです。ミニマリズムが北欧デザインなのか、北欧のデザイナーがデザイン

人間的なコミュニケーション

今年に入ってから「メディア」というものをじっくりと観察をしています。 インターネット、SNS、ラジオ、メールマガジン、本、そしてごく偶にテレビといった感じです。その中でも想像するスペースが大きいものが自分は好きなのだろうなと思います。特に本に至っては、1月からざっと計算してみると25冊は読んでいたようです。この数字が多いのか少ないのか分かりませんが、本はやっぱり想像が出来て面白いです。 * さて先日、妻がオンライン書店「west mountain books」をオープンさ

感謝との出会い

人生で初めて漫画というモノを読みました。小さい頃から漫画を読む習慣もなく、友達が読んでいても、読みたいと思ったことも特にない幼少期を過ごしていたこともあり、海外の方が日本の文化と言ったら「漫画」「サムライ」「寿司」というように象徴的なモノであるにも関わらず、そこを通らずに大人になってしまったみたいです。 初の漫画で何を読んだかというと「風の谷のナウシカ」でした。ジブリの映画はもちろん観たこともジブリ美術館にも行ったことがあるくらい好きでしたし、最初の映画の作品ということもあ

言葉の体験

最近目が特に疲れています。その理由はビデオ会議システムを使ったオンラインMTGが以前の数倍に増えたせいかもしれません。先週末にも次号のマガジン a quiet dayの取材でzoomインタビュー?なるものを実施しました。こういうオンラインMTGが増えていくと、今まで体験したことのない状況に興奮を覚えるのと同時に、これまでリアルに人と会って対話をしていた時のコミュニケーションの中で言語以外のうなずきや表情だったり、空気感など、つまり非言語のコミュニケーションを含む言語体験がとて