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【心理系大学院を目指す私の場合⑧】ひさしぶりの自己理解-その2

(カウンセリング勉強会での内省のつづき)

カウンセラー役がリレー式であり、2人目のカウンセラー役からも「今、期待することは何か」と問われ、私は「大学院入学での新しい同期や先生方との出会いである」と言いました。言ったそばから、どうしても生理的に受けつけられない、考え方が相容れない仲間や先生方であれば、耐えていけるのか、といったことがすぐに頭をよぎりました。

やはり人間関係についてはとても気にしているということです。

今の職場は10年になりますが、小さい部署なので、人員の入れ替わりが不定期にはあったものの、コミュニケーションで悩むということは殆どありませんでした。業務柄、対顧客への不満やストレスを感じることが大きい分、社内の上司や同僚、部下への不満は確実に小さかったです。

私は、人間関係を始める時に、相手の第一印象をネガティブに設定することが多いです。その相手のちょっとしたことで私から一方的に嫌悪感を抱いたり、毛嫌いしたりすることから始まり、途中でその相手のことを見直す、結果、印象がポジティブになるということが多いです。これは、初めからその相手に期待をし過ぎて、意外と期待以下だったときの反動や落差に翻弄されたり悩むことを回避したいからだと自分では理解しています。

また、防衛機制の「投影」の働きが大きいと自覚しています。悪いのは自分ではなく、相手が悪いのだという思考です。また、他者から「裏切られた」「傷つけられた」という感情をあまり抱かないように、事前に予防線を張っておこうという意識が働きます。

こうした私の人間関係の築き方、自分の心の安定の保ち方は、記憶の限りでは大学生の頃からであったと思います。それまでの狭い人間関係が一気に広くなるタイミングです。きっかけとなるような出来事があったかのかもしれませんが、今となってはコレといって思い当たるものはありません。えてして、相手とのかわりが面倒くさくなることも多々あるので、自分から少しずつ距離をとることを覚えていったと思います。

もっと歳を重ねると知恵がつくので、人間関係はラクに感じられるのではないかな、とも思います。

•••ここまで書いてみて、オマエは何様のつもりだ、とも自分で思いましたが、あくまで私の内面を言語化した限りです。