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Day71.机に向かえないADHDはおふとぅんの中で勉強する(キャリコン編)

ご無沙汰しております。

資格試験やらイベントやらでてんやわんやしていてうっかり毎月投稿の記録を中断してしまったわたしです。

すっかり寒くなりましたがいかがお過ごしですか。
寒いだけで気分が落ち込んだりするのでぬくくして生活してくださいね。

さて、先日かねてより取り組んでいた資格の受験が終わりました。その際に実践した勉強方法を共有しようと記事を書いた次第です。

目次を付けているので興味のあるところからどうぞ。


■はじめに

ADHDのわたしは昔から机に向かうことが苦手です。詳しくはリンクを貼っておきますのでこちらも良ければどうぞ。

今回も結局、ほとんど机には向かいませんでした。
ではノー勉で臨んだのかというとそんなことはありません。自己採点では9割弱くらい点数取れていたので結果としても上々でした。

机に向かえないと自分を責めちゃうひとに届いたら良いなとか。効率よく勉強したい人のヒントになったらいいなとか。そんな気持ちです。

それではどうぞ。

■ひたすら問題を解く

◇ノー勉で問題を解く

テキストを読むことはおろか開くこともなく、とりあえず問題集からやってみます。過去問や、アプリを使った一問一答でも良いです。

ノー勉で??問題を??と思われるかもしれませんが、まずはテキストを開く動機づけが必要です。

最初は全然点数取れないと思いますがそれでいいです。ここの答えってなんなんだろう、っていう自分の中でのモチベーションを作るための行動なので。

私がお世話になったのは

①クラスメイトに教えてもらった秒トレ

②リカレントが提供する一問一答(1000問あった)
③過去問(過去3回分)

です。

追加の問題集は買いませんでした。やりきれる自信がなかったので。問題集を開く行為がもう私にとってはハードルが高いのです。やろうかなー、やだなー、とりあえず先に溜まってるお皿洗おうかなー、とかで全然問題集にたどり着きません。

◇間違えた問題の解答・解説を読む

採点して、正解できなかった部分の解説を読みます。納得いったらそれでOKです。
解説がなかったり、納得いかなければ検索したり、テキストを開くなどして確認しましょう。

この工程でもテキストよりスマホを活用することが多かったです。過去問の解説はみん合さんにお世話になりました。

電子の強みはブラウザやPDFの検索機能が使えるところですよね。気になるキーワードを検索かけて、関連するところを読んでいくと頭から順番に見ていくとか、点で確認するとかより枝葉を伸ばしていく要領で理解が深まります。

◇再度問題を解く

これを繰り返します。

■暗記メーカーで自作問題集を作る

繰り返し問題を解いていると、毎回必ず間違えるものや、当たったり外れたりする問題が出てきます。

それらを自分用の問題集に登録します。

エクセルとかで作るのもいいですが、アプリでポチポチするのが楽しいというのと、学習進捗が出るのでどのくらい進んでるかが視覚的に確認できるのでおすすめです。なにより登録さえしてしまえばゲーム感覚で寝転がりながらできるのが最高。(ここ重要)

色々なアプリがありますが、わたしはここ数年はずっと暗記メーカーにお世話になっています。

こちらはAndroid版

iPhone版もあるはずなので探してみてください。

問題の登録画面

問題形式も選択式や穴埋め、選択完答、記述など選べて感覚的に操作できます。画像の追加もできるので、色彩検定の勉強の際は色を見る問題にも使えました。

進捗が見える

ちなみにこちらの暗記メーカー、グループに問題集を登録することができ、友人やクラスメイトと共有することができるので、自分の苦手箇所だけでなく、人の作った問題も使えるのです。

自分だけだと情報が偏りがちなので、他の教材で勉強してる誰かの問題集を解いてみるのも面白いと思います。

今回、自分用に200問超えの問題集を作ったのですが、クラスメイトが使ってくれて、弱いところが明確になった!新しい切り口でおもしろい!などコメントを頂けたので目の下に隈つくりながらポチポチ登録した甲斐あって嬉しかったです。腱鞘炎なるかと思った。

■自作問題集をひたすら解く

問題が登録できたらあとはそれをひたすら繰り返し解きます。暗記メーカーは問題をランダムに出してくれるのも良いですね。

問題集や過去問を繰り返しやっていると、問題や解答の順番を覚えちゃったりするので、新鮮な気持ちで臨める気がします。

これを隙間時間にポチポチします。全問正解できることを目指しましょう。

必要に応じて問題を増やしたり変えたりしてもいいですね。

■過去問を再度やってみる

自作問題集で勉強しまくったら、改めて過去問をあるだけ解いてみます。
すると、当初から比べて問題で何を問われているかや、消去できる選択肢がわかるようになっているはずです。

ここまででまずはワンセットです。
アプリに問題登録するのは面倒ですが、過去問はPDFで公開されていたりするので、それをコピペするとちょっと楽です。

■自作問題集の難易度を上げる

自作問題集の良いところは、自分で好き勝手問題が作れるところです。ここまで登録した内容が概ね解答できるようになったら、難易度を上げてみてください。

たとえば

①問題と解答を入れ替える
②登録している問題をコピーして、一部だけ変更した問題を登録する。

これまで正解してきた問題を本当に理解できているか?チェックできます。
一部が変わったことで、回答できなくなるようなら問題文をきちんと読まずに早押しクイズになっている可能生があります。
また、回答に悩むようなら、腹落ちしていない可能生があります。復習すべき箇所の炙り出しに◎

③◯✕問題を選択完答問題に変更する

正しいか正しくないか選ぶことはできるけど、じゃぁ自分でたくさんある選択肢から組み合わせを選んで、って言われると意外と混乱したりします。
腹落ちしてないってことなので、選択完答問題でカバーしていきましょう。

不正解の選択肢作るのも勉強になる

自分で選択する問題を作ろうと思うと、不正解のそれっぽい選択肢を用意しなければならないので、ひっかかりそうなキーワードを探すのも勉強になりましたし、作ってる内に選択肢に組み込みやすいキーワードが見えてきて問題を作成する人の気持ちになれたりします。

選択肢に困ったらアイデンティティとかいれがち。

④選択肢から新たな問題を作る

問題集を解いていると、正解の選択肢に集中しがちですが、不正解の選択肢が何故不正解なのか、というところの理解も大切です。
明らかに不正解と消去できるものは後回しでも良いですが、正解と悩んだものについては問題集に登録する候補にしてみてください。

過去問で勉強する際ネックになるのが、問題数の少なさです。たくさんある範囲のなかから数十問しか出題されていない訳ですから、どうしても偏りがちになります。選択肢も合わせて問題として登録することで、勉強範囲を広げることができます。

■問題集を作ることの意味

問題集を作って解くことは、ただ繰り返しやる事以上にたくさんの効果があると感じます。

昔、母がカンニングペーパーを作ると勉強になるよ。と言っていたのを思い出しました。
小さい紙に自分の苦手な箇所をまとめる作業は、そもそも自分の苦手を知っていなければいけませんし、紙にまとめるのも面倒でしょう。なんども書いては消して、とやっていると自然に頭に入ってきますし、作るためにはテキストを開いて読み込まなければいけません。

ただ思考するだけではなく、体の動作を組み合わせるだけで勉強の効率はあがる、というようなことをどこぞで聞いたことがある気がするので、書いたり消したりはそういう効果もあるのかも、なんて思ったりしました。

自分で問題を作ることで、このあたりは問題にしやすいなとかも見えてきたり、こういうところ変えるパターン多いよね、とか問題の作り方の傾向もわかりますしね。

■おわりに

机に向かうって、わたしには本当にハードルが高いです。教科書を読むのも苦手です。そうでなくても忙しい社会人のみなさんは、時間との戦いです。

今回ご紹介した方法が、多くの人に有効だとは思いません。それぞれに合った勉強方法があるので。

それでも、また勉強せずにだらだらしちゃった、とか、疲れて帰ってきたら勉強する余力なんて無い、って自分を責めちゃった人のヒントにはなるかなって思います。

最後まで呼んでくださってありがとうございます。
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今回は以上です!

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