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散歩道は一方通行で

春日部では内牧公園、札幌では月寒公園、そしてここ金沢では伏見川。

旅役者のように、ここのところ点々と職とともに住まいも変えているが、ありがたいことに、毎回住まいからちょっとした距離のところに散歩に適した環境がある。

だいたい往復で3kmちょっと。特に用事のない休日は朝から歩くことにしている。どれもほぼ散歩やジョギング専用の道路で、約40分弱の間、ほぼ車とすれ違うこともない。

毎回何も考えずに黙々と、淡々と歩く。いつも、同じような時間にすれ違う常連の人もいれば、そうでない人も。さすがにジョギングの人でマスク着用の人はあまり見かけないが、散歩している人はつけている人が7割くらいか。これらの人も、常時つけている人もいれば、すれ違いざまにだけポケットから取り出して付けている人もある。

ここらへんのルールがよくわからないが、実効性の観点から実行している人もいれば、マナーの観点から実行している人もいるだろう。もちろん、していないからといって、あからさまに咎められることもない。

でも、ときどき「ん?」となることがある。常時マスクを着用している人とすれ違うときはともかく、未着用者のかたが、こちらの存在に気づいた数十メートル先から急遽マスクを着用し始めるときである。一つには「すれ違いざまにうつされたくない」という先方の自己防衛もあるだろうし、「相手に不快な思いをさせたくない」という配慮もあるだろう。しかし、解釈によって、受け取るほうの気分は180度違ってくる。これが、どっちなのか、外からは見えないから難しい。「マスクをすべきなのか?しなくていいのか?」。ほんと、なんでもルール化すればいいわけじゃないけど、ルールがはっきりしないのも、ときには困ったことになる。

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浅野川に関していうと、画像のように川に沿って両脇に歩行者用の道が続いている。

私の場合、向かって川の左側を歩いている。皆がそうであればいいんだけど、人によっては反対側を歩く人もいるわけで、その両者が遭遇すると「すれ違う」ということが生じる。

別に右側でも、左側でもいい。どっちでもいいから、ルールを決めてもらえないんだろうか。そうすれば、追い抜く、追い抜かれるとき以外は人間と人間が接近はないのだから。

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