二度寝の魅力。
こんにちは。
突然ですが私は最近、二度寝がやめられません。
あと10分、あと5分だけ、と目覚ましを止めても、遅刻しないギリギリまでまだ寝ていたいよ〜という欲望に負けてしまいます。
欲望に負けるのは私のせいだけ?!
二度寝って、そもそもなんでするんだろう?やはり、しないほうがいいのだろうか?という疑問がわいてきたので、(きっと、私がお布団の誘惑に弱いってだけじゃないはず)睡眠に関わる会社の一員として、しっかり二度寝について勉強してきました!
二度寝ってどんなイメージ
みなさんは「二度寝」にどんなイメージをお持ちですか?二度寝をして寝坊をしてしまったことがある私には、とってもリスキーな行為で、ネガティブなイメージしかありません。(なのに魅力的。)
二度寝をせず、毎朝すっきり目覚められるのが理想的ですが、しちゃうのが現実。
そんな、二度寝しちゃう私たちに朗報です!
二度寝には、実はとんでもないメリットが存在していたことがわかりました!!!!
二度寝の気持ちよさは、寝る時間が伸びたことだけが理由じゃない
二度寝したあとの「よく寝た〜」というスッキリ感。あれは、単純に寝足りなかった時間を補えて、スッキリしたわけではないんです。(スッキリしない二度寝もありますよね)
実は、「スッキリ!」につながるホルモンを、体に行きわたらせることができた時に、スッキリした二度寝になるんです。
スッキリ覚醒の素は、体の中で毎日つくられる!
その、スッキリ覚醒ホルモンの名前は「コルチゾール」副腎でつくられるホルモンです。起床時に目を覚ますために分泌されます。
さらに、この「コルチゾール」には、目を覚まさせる以外の大事な役割も。
抗ストレスホルモンともよばれていて、ストレスを感じると分泌され、脳を覚醒させて体の緊張状態を保つことで、ストレスに対抗する体制を整えています。
このすごいホルモン「コルチゾール」は、朝に分泌量がぐぐっと高くなって体を覚醒させ、ぐっすり眠っている時間には、すっと収まって分泌量が少なくなります。(寝てる最中はストレスも感じにくいから分泌も少ない)
決まった時間に、起きる・寝る、を繰り返して生活スタイルが安定していると、副腎が起きる時間を把握して、起きる時間になった頃に「コルチゾール」が体全体に満ちるように、逆算して「コルチゾール」の分泌を開始してくれます!(だいたい2時間くらい前から開始するそう)
その結果、スッキリ目覚める!という仕組み。天然の体内目覚まし時計の役割を果たしてくれるというわけ。
体ってすごい・・・・
スッキリしない目覚めはどうして起こる?
反対に、不規則な生活が続くと、いつ起きるのかわからないので、いつまでにコルチゾールで体を満たしたらいいのかわからなくて、適切なタイミングで分泌できなくなるというわけ。(え、もう必要だった?っていう具合に、出遅れたり)
さらに、寝不足や不規則な生活で睡眠の質が落ちると、その質の悪さにストレスを感じて、就寝中もコルチゾールの分泌を続けることに、その結果副腎は休みなしで働いてくたくたに。
休みなしのブラックな環境で働き続けた副腎は、コルチゾール分泌の適切な量とタイミングを見失い、朝の目覚めに向けて、適切なタイミングで必要な量を作ることができなくなってしまうという恐ろしい流れに・・・・(副腎かわいそう)
副腎をブラックな労働環境で働かせると、スッキリ目覚められなくなる。というわけです。(内臓の労働環境大事)
朝のコルチゾール不足を補う救世主、それが「二度寝」!!!!
コルチゾールの分泌が足りてない!スッキリしてない!
そんな時に助けてくれるのが「二度寝」
5分〜20分程度、1回だけ二度寝 (サンドネダメゼッタイ)すると、コルチゾ
ールを体に行き渡らせるのに足りなかった時間をカバーしてくれます。
そして、二度寝後はスッキリ目覚められるという、素晴らしい効果が。
そんなことが体の中で起こっていたなんて知りもせず、二度寝を勝手に悪者扱いにしていました。二度寝って、ルールを知ってうまく活用すればメリットがあるんだ!と二度寝に対する好感度がアップしました。
二度寝するのもいいけど、“朝瞑想”のススメ
とはいえ、二度寝をおすすめして本当に寝坊して遅刻してしまった・・・という読者様をだしたくないので、リスクを伴わずとも、寝起き後にリラックス効果を得られる術をお伝えします。
いつも寝る前におすすめしていた瞑想クッション「スッカ」ですが、実は朝の5分間に瞑想を行うことでも得られる効果がすごいんです。
一日の始まりに、二度寝をするのもいいけれど、少し早めにアラームをかけておいて、一度起きたら「スッカ」に座って目をつむる。(スッカの上で5分間の二度寝をするような感覚で)朝に瞑想を取り入れることで、結果的に一日のパフォーマンスをあげられるという理想的な生活、そちらのほうを私は強くおすすめします。
バレエ時代、私は睡眠環境について全くの無頓着でした。体が資本のアスリートさんや、そうではなくとも每日お仕事を頑張っている皆さんにも睡眠って、心身のメンテナンスに関わるとってもとっても大事なこと。
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