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"書く"ことが好きになったはじまりは「本写し」

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時は小学時代に遡ります。
1学年の時から、宿題に「本写し」というのが、ありました。
もちろん入学したすぐは、学校生活になれるのが優先です。

慣れてきて、ドリルが宿題になっていき、10問だったのでね、絶対やれる宿題です。
国語の宿題で、次の内容に入るときには、予習位置づけなのか?今思うと、どういう目的があったのかも、わかりません。が、「本写し」が、ありました。一行置きに書き写しです。
記憶は薄れてますが、いやいや、やった記憶がないのです。
くじらぐも・たぬきの糸車・もののなまえ・じどうしゃくらべ・しっぽのやくめ・手のしごと・スイミー・スーホーの白い馬・たんぽぽのちえ
などでしょうか。なぜか、記憶に残っています。
本写しに加え、語句調べもありました。

辞書で調べ、意味をノートに書く です。
自分が読んでわからない言葉も、調べて書く。それがありました。
最初の頃は時間もかかって、大変だったと思いますが、なんか、すきになりつつありました。

授業で音読を順番にしましたが、自分の番がすごく嫌でした。読むのが下手で、漢字がスラスラ読めない自分が嫌だったからです。
読むより、書くがすき、そんな単純なことだったのかもしれません。
声に出しながら本写しできるって、めっちゃいいやん、って書いてたんだと思います。恐怖の音読でしたから。

一つの花・白い帽子・吉四六さん・子牛の話・ありの行列・てぶくろを買いに・小さな犬の小さな青い服・つり橋渡れ・ごんぎつね・わらぐつの中の神様・大造じいさんとガン
などでしょうかね。でも内容が全然覚えてないです。本写しと語句調べはやりましたね。

高学年になると、この宿題が私には「やったー、本写しだ」みたいに、嬉しかったですね。(この宿題うれしいー、なんて感覚は、もしかして、ありえないのかもしれませんね)
音読が次の日待ってるのに・・・・・って感じです。
そんな小学時代を過ごし、中学では、そこまで書くというのは減り、黒板を書き写す、が増えましたね。
英語の単語覚えるときはひたすら書きました。
手が勝手に動く、くらいに、筆記体は中一で習ったので、筆記体で書きまくりました。
眼を閉じて、書けるか?なんて、あほみたいなこともやってました。
勿論筆記体で。

書くが大好きになってたから。
英語の単語で、テストは筆記体はだめで、ブロック体で書く、という、ルールがありましたが、問題用紙の余白に、筆記体で書いてブロック体に直して書いて、点数稼ぎをしてました。
書くことが、好きだから。

更に、中学二年生の頃、おニャン子クラブの曲が世間を一世風靡しました。その曲を覚えたくて、またまた、書き写しです。
6歳から書道に通ってたので、筆跡の練習、歌詞を覚える、国語の表現力も身につくのではないかと、勝手に3つのメリットがあると思い込み、写しまくりました。

うしろゆびさされ組・ソロ、アルバムを買って、書き写しまくり、ある時から歌詞写すのが面白くなってきて、はまりましたね。
そして、作詞作曲は、誰がされているのかも、気になり始め、自分が好きになる作曲者は誰なのかしら、と・・・・
共通することも分かってきました。

書くことが、心からすきだから、無心で、夢中で・・・・・おニャン子クラブの曲以外も書き写しました。
雑誌についている、いろんな人の歌詞が掲載されている付録は書き写しの山でした。
好きな曲や覚えたい曲を中心に。書くこと大好きを獲得してました。
それが、"書く"大好きにした、きっかけです。

そして現在は・・・・・
もちろん現在進行形、大好きです。

メールも好きですけど、書くのもやっぱり好きで、今の時代でも文通しています。
ただ、ボールペンで書くということが、苦手で、文房具の進化により、消せるボールペンもありますけど、いままで手紙も含めて、シャープペンオンリーなんです。宛名くらいですね。ペン使うのは。

現在では"書く"という環境、作業がずいぶん減りました。そのせいか、筆圧が弱くなり、下敷きも不要?ノートの裏側に、跡が残らないから下敷きの役目がないのかな?私は必ず使う下敷きなので、そんな変化は"思考の危機のはじまり"じゃないかと思っています。

書くことで、想像、空想、描写がもれなく身につくのではと、個人的に感じるからです。

もしかして、この先書かなくなる時代を迎えるのかもしれません。

余談ですが・・・・・
手紙で、鉛筆で書くのが失礼、と手紙の返信で帰ってきたことがありました。私には、それが、失礼であるという認識がなく、驚くしかありませんでした。その相手の方は、緑色の蛍光ペンに近い色ペンで、しかも、途中から色を変えていました。
こちらの方が、見にくいし、なんで色変えてるの?
ってなりました。

その後、鉛筆で書いたこと、謝りの手紙を送りました。結局それっきりこれっきりになりました。

トラウマになってしまい、新しい人との文通やの時は、シャープペンで書くことを、伝えるようにしています。
『嫌です、やめてください』とは、一度もありません。

はぁ?って思うことも、学びになりました。という結論でございます。

最後まで拝読、誠にありがとうございます。
そんな私は小説投稿しております。文章力・描写力・背景力・風景力・表現力には不十分かと思います。

小説が書けるのも過去の書写のおかげなのかもしれないと・・・感じたりしてます。

次は・・・
"英単語・作詞に興味をもった理由"
で、お会いいたしましょう。

・・・・・next again・・・・・




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