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算数 頻出問題オールチェック(3)

中学入試の算数では、この問題を落とすと周りのライバルと大きな差がつくという「合否を左右する問題」が必ずあります。
そして、そのような問題の多くに、明確な解法やPOINTが存在します。
入試本番で出題された場合、絶対に落とすことができない基本から標準的な問題を定期的に紹介していきますので、是非マスターしてください。


【出題校:東邦大学付属東邦中学】
6468×2+939×5を13で割ったときの余りを求めなさい。


【解説】
前回紹介しました中学入試算数 頻出問題チェック(2)の類題です。

<POINT>
和・差・積の計算において余りを求める場合、それぞれを余りに直して計算しても同じ。

POINTより、それぞれの数を13で割ります。
6468÷13=497…7
939÷13=72…3

6468×2+939×5を13で割ったときの余りは、
7×2+3×5を13で割ったときの余りと等しくなる。
ここで、7×2+3×5=29
つまり、29を13で割ったときの余りと等しくなるので、求める余りは3となります。



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