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はじめてのnote!凸凹息子くん、2027年中学受験へ向けて。

はじめまして!ぴぴと申します。
現在小学校4年生のASDの息子が中学受験にチャレンジするということで、伴走というものを始めて気付いたことや、SNSで見つけた有益な情報などを文章としてまとめたいことがしばしばあるので、noteを始めました!


子どもたちについて

息子は物心つく前から数字や算数が大好きで、小さいころから少し変わった子でした。
私自身もASD当事者で、発達障害に関しては色々な本を読んできたこともあり、幼少期から息子が自閉傾向があることは間違いないとは思っていました。

そういった特性があるので、集団生活の中ではなかなか気が合う友達はできず、いじめられてしまうこともしばしば。

母体の集団が大きく変わることがない限り、おそらくこのスパイラルは止まらないと考え、中学受験をした方が良い環境を作れるのではないかと思いました。
幸い本人は頭を使うこと全般が好きであること、勉強の適性があることなどから、中学受験に挑戦することを決めました。

我が家には小学2年生の娘もいて、息子とは異なる特性を持っています。娘はADHDの多動傾向があり、集中することが非常に困難で、勉強が苦手です。

ただ、娘は息子よりIQが高いこと、本がとても好きなことから、アプローチ次第では伸びてくれるのではないかという希望を持っています。

私自身ASDなので、相反する特性から、どうしても娘に対してのベストな対応は難しいように感じていますが、それぞれの個性に合わせた学習環境を整えることを日々模索しています。

我が家の環境と中学受験の決意

地方に住んでいると、中学受験は都市部ほど一般的ではありません。情報も少なく、塾の選択肢も限られています。
しかしその中でも最善の環境を整えたいと考え、関西大手の浜学園を選び、4年から通塾。現在は新5年生のクラスで学んでいます。

浜学園は正直にいって地方では完全にオーバースペックですし、塾代も高額なので、最初は「大は小を兼ねるとはいうものの、ついていけなかったらやめよう」と考えていましたが、なんとか息子がついていけていること、入塾時に比べ学力が上がっていることなどから、今は「いけるところまでいってみよう」という方針になっています。

とはいえ、両親ともに中学受験の経験がないため、勉強法はいまいち分からず、手探りの毎日です。

普段の学習習慣

我が家では基本的に次のような学習ルーティンを続けています。

  • 朝学習(20分): 計算問題と語彙ドリル

  • 塾のある日(17:00-21:00): 授業の復習は最小限にし、塾の授業に集中。睡眠を取るのが第一。

  • 塾のない日: 塾の宿題、複テの間違い直し。

  • 週末: 塾の宿題、復テの間違い直しに加え、公開学力テストのやり直し、苦手対策など

今は新5年になり、睡眠時間の問題で朝学習はできない日も多いですが、基本的に計算問題と語彙ドリルは毎日するようにしています。
計算力の強化には「計算くらぶ」というオンライン学習サービスを活用し、スピードと正確性の向上を目指しています。


中学受験の悩みと課題

私たち夫婦は中学受験を経験していませんし、学歴もありません。
そのため、ネットでの情報、塾での情報や教育相談でのアドバイスが非常に役立っています。

ネットの情報は2ヶ月ぐらい前までほとんど知りませんでした。もっと早く知りたかったと思うこともしばしばありますが、情報は都度精査しながら、本人の特性に合わせて色々と工夫していきたいと思っています。

息子の国語力に関しては、言語凹なのもあり、低学年の頃から問題があると感じていました。時間をかけて色々とやっているものの、やはり苦手科目で非常に手ごわいと感じています。
(とはいえ、かなり伸びてはいます。浜学園基準で言うと、足りないのですが………。)
週末など時間がある時は、家で読解力を高めるトレーニングを必ずするようにしています。

週に1回の放課後デイでの療育では、主に言語に関するトレーニングを中心にして頂いています。
受験年である6年生になった時に療育を続けられるかどうかわからないのですが、現在通っているところのスタッフのスキルが高いので、できるだけ続けたいとは思っています。

まとめ

浜学園に入って1年ですが、塾に入ったことで、私から子供への関わりが多くなったことにとても感謝しています。

実際のところ、私がちゃんと伴走しだしたのは4年の秋ごろから。その頃、クラス落ちしてしまったことがきっかけで私が宿題の管理やマル付け、復習しやすいようにやり直しノートを作るなど、真剣に子供の手伝いをし始めました。
すると成績がぐんぐんと伸び、入塾時Hクラスの息子が4年の最後には公開100傑に載ることもできました。
「親がサポートすると、こんなに成績が伸びるんだ」と、驚きました。

教育虐待のようなことになるのは怖いと思っていたので、今まで本人が自主的にやるなら、と任せっぱなしでしたが、やはり小学生。管理には限界があります。
佐藤ママの本や親のための中学受験の本を読み、「勉強のための環境を整えてあげる」ということがいかに重要なことかやっと知ったのです。(遅い!)

浜学園でなければ、おそらく息子だけでもそこそこ戦えたと思うので、ここまで関わることはなかったかもしれません。
浜学園だからこそ、私は子供と伴走することの大切さを知れたと思います。

私は勉強、特に数学が全然できません。どれだけできないかというと、高校生の頃、数学ができなさすぎて数学の時だけ机と椅子を抜かれていたぐらいできませんでした。算数は小学生の時から躓いてしまい、わからないままずっとやり過ごしてしまいました。
一応、高校は偏差値でいうと54程度ではありました。入試に数学がなかったため入れたような学校で、数学があったら間違いなく入れなかったと思います。
こんなバカなので、息子が小学校に入る時にはすでに私は算数大好きな息子に計算能力で完敗していました。

そんな勉強が1mmもわからない人間でも、子どもの勉強に役に立つんだ!と知れたことは大きな喜びです。


我が家ではまだまだ試行錯誤の途中ですが、少しでも同じ境遇の方の参考になればと思い、ちょこちょこと情報を発信していきます!
よろしくお願いします。


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