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ブルワーの醸される脳内

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広島県福山市の北にある神石高原町で備後福山ブルーイングカレッジという醸造コンサルや醸造体験、醸造家育成をやっているブルワー小畑が頭の中をつらつらと綴ります マガジンを購入してい…
表では語りにくい本音や秘密の話は有料にしています。マガジンを購入していただくとすべての有料記事が読…
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#クラフトビール

クラフトビールの定義と自家醸造のない日本

昨年クラフトビールの業界団体であるクラビ連(日本クラフトビール業界団体連絡協議会)がクラフトビールの統計データを取りました その結果日本のクラフトビールのシェアが導き出されそれぞれのたちばでのかだいや取り組みの方向性が出せたりしてとても有益な情報になったのではないかと思います クラビ連内でもある団体はアメリカと同じ基準であったり、それをもう少し幅広く解釈していたり、クオリティーで定義していたりと”クラフトビール”の定義が分かれているようなのですが統計データのもとになったの

セミナー資料公開 ビール勉強会基本編

10年近く前にバーテンダーの方々をお招きして行ったビールの基礎編のセミナー資料です ビールの歴史、官能評価方法、ビアスタイルの概念などがまとまっています 使い回しというと言葉が悪いですが基礎知識は時代が経っても大きく変わらないのでほぼ同じ内容で毎回やらせていただいてます 缶ビール1本文の価格にしてありますので一本奢ってください(笑)

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ビールの提供スタイルに想う、気軽さとクラフトビールというアイテム

コロナ明けからずっと思っていたことですが飲食店に行ったとき接客という行為が減ってますよね コロナ禍でお客様との接触頻度や会話の回数が減っていたのがそのままコロナ明けても続いているイメージです もちろん人手不足もあるでしょう、注文がタッチパネルになったり猫型ロボットが料理を運んできたりセルフレジの導入など人がやらなければいけない作業の削減も目立ちます それに伴って従業員の育成(教育)に割く時間も減らさざるをえないのかそれとも今の時代を反映しているのかフランクな接客スタイル

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日本酒文化から思うクラフトビール文化

一昨年でしたでしょうか、広島県の日本酒業界の方が集まる勉強会に”異業種の話”パートとしてクラフトビールの話をして欲しいという依頼をいただき講演させていただいたことがあります 言うまでもないですが日本酒の売上は下がり続け、クラフトビールはブームと言われています(実態は別にして) おそらくその辺のことからその会のお題目がクラフトビールであったのだろうと考えた私は日本酒業界とビール業界の大きな差である”味の伝え方”を主題にすることに決めました 私が尊敬する野毛のマスターの受け

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定番商品紹介:イギリスから消えゆくベストビター

備後福山ブルーイングカレッジのつくるクラフトビールはミッションとして ビールの多様性を楽しめる ことを大切にしています で、定番1つ目のコンセプトは バランスよく仕上げ、飲み続けられて喉で楽しむビール です 代表的なビアスタイルで言えばピルスナーやペールエールがこれにあたると考えていますが私が選んだのはイングリッシュペールエールです 大きな理由は私がビールに目覚めた一つのターニングポイントがスコティッシュパブだったことがあります そしてイギリスのパブで4日間と

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改めてクラフトビールって何?

こちらのノートではビールとクラフトビールの話をしようと思うのですがまずクラフトビールって何かをはっきりとさせないといけないと思うのでクラフトビールって何かをお話します ってこれが難しくてそもそも決める必要があるのかって話にもなるんですよね アメリカではざっくり言うと の3つとなっています ”小規模”の定義が時々大きくなったりしていますが要するに ”大企業とは言えない規模の大きさで、大企業とかから出資を受けていてもその比率が25%以下で、伝統的な原料を使ってきちんとつ

¥100〜
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