\職場で使える話し方の心理テクニック21『正直者は嫌われる!?反発効果』/#200
「正直者は嫌われる」。え〜っ?と思うかもしれませんが、よくあるシチュエーションで考えてみましょう。
① どっちの服がいい?問題
「青の服もいいけど、赤もいいな、どっちにしよう?」と悩む女性がいます。そして、ご主人や友達に「どっちが似合うと思う?」と相談するわけです。この質問が実に難しい。男性からすれば、「どっちでもいいのでは?」と思ってしまうこともありますよね。
友達に聞かれても、「こっちがいい」と簡単には決められません。同じように、女性にとっても答えを出すのは悩ましいことです。
反発効果
相手の希望と違う意見を正直に伝えると、相手は「反発」し、ムカッとすることがあります。
同調効果
相手の意見と同じで「私もいいと思っていた」と共感すると、心理的な距離が近くなります。
② 掘り下げて質問する
例えば、「青はあまり良くないよ、絶対赤だよ」と思った通りのことをのことを言ったとしましょう。相手が「赤は派手すぎる」と思っていた場合、反発してしまいます。
なので、正直な意見をそのまま言えばいいわけではありません。
「共感するといい」とわかっていても、相手自身も「どうしたらいいかわからない」ということはよくあるのです。
これは洋服だけでなく、「仕事をやめるべきかどうか」といった大事な選択でも同じです。
答えが出ないからこそ相談しているのであって、アドバイスをズバッと言われると「そういうことじゃないんだけど」と思われることもあります。
相手の気持ちを少し掘り下げてあげると良いでしょう。
③ シチュエーションを想定する
洋服の場合なら「この洋服はどこに着ていく予定なの?」と聞いてみます。
• 同窓会
• 仕事でのパーティー
• 友達とのランチ
それぞれ異なるシチュエーションが思い描かれているはずです。
例えば、
「同窓会に着ていこうと思って」
「同窓会では、みんなはどんな服装で来るの?」
「結構、控えめな服装が多いかな。」
A周りから浮かないようにしたい
→「それなら青がいいね」
B東京で頑張ってるから、華やかにしたい
→「目立つ赤の方がいいね」
このように、相手の場面や希望を掘り下げると良いでしょう。
相手が「あ、そういえばこうしたかったんだ」と気づくようにもっていきます。
「同窓会用に、華やかにはしたい。でもあまり目立ちたくないから、品が良さそうな青にしようかな」と、相手が自分で決められるように手助けしましょう。
④ 相手の希望を引き出す
この方法は、同調効果を利用した深掘りの質問です。
お洋服の場合は未来のことが多いので、どんな場面を想定しているかを聞いてみるといいですね。
また、仕事を辞めるかどうか悩んでいるなら
「今の仕事のどこに悩んでいるの?」
「次の仕事でそれが解決しそうなのか?」
など、本人の考えを掘り下げてみます。
これで、無理に同調しなくても相手の希望を引き出せます。
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