\わかりやすい話は、主語と動詞が近い/#136
これさえできるようになると、話が一気にわかりやすくなる。
本当に核の部分のお話をします。
それは、
【主語と動詞を近づけると伝わりやすい】
日本語って最後の言葉を聞くまで意味がわからない言葉なんです。
①日本語の特徴
例えば
「私はあなたが好きです」
「私はあなたのことが好き」
・ではありません
・でした
・だと勘違いしていた
否定文・肯定文・過去形も最後にならないとわからないんですよね。
わかりやすい言語
英語
I LOVE YOU (アイ・ラブ・ユー)
中国語
我愛你 (ウォー・アイ・ニー)
私・好き・あなた
【主語、動詞、目的語】
英語も中国語も語順としては同じなんです。
大きな国、大勢の人の中ではまず「自分」を主張しないとやっていけない。
それから自分がどうしたいか、
「動きの部分」「結論」をちゃんと言わないと、相手がわかってくれません。
でも日本語はそうじゃない。
だから頭がいい人ほど話がまとまりにくくなります。
②東京駅の文章
例えばこういう文章を新聞やエッセイで見たことありませんか。
「明治時代に当時の最高の建築家である辰野金吾氏によって建設されて、その後ずっと改築を繰り返しながらその美しさを保ってきた東京駅」
とっても格調が高い、いい文章ですよね。
でも東京駅の話かどうか、最後まで全然わからなかったでしょ。
「明治時代、〜〜保ってきた東京駅」
ここに来るまで主語がわからないのが日本語です。
だから、みんなにこれをひっくり返してほしいんですね。
主語は東京駅
動詞は何か、いろんな分け方があります。例えば「東京駅は美しい」っていう動詞を使うなら
・東京駅はずっと美しさを保ってきました。
・明治時代に当時の最高の建築家、辰野金吾氏が設計し、建築しました。
・その後、ずっと改築を繰り返し、皆さんに愛されて 美しさを保ってきたんです。
これが話す時の順番です。
③かかり言葉
「〇〇が△△して、□□になった東京駅」
こういう言葉がかかり言葉です。
1つの言葉を説明するのに、いろんな言葉がくっついている。かかり言葉が長いと、 耳で聞いただけじゃ意味がわからないんですね。
まずは主語を言う。
東京駅はとても美しい駅です。
最初にみんなの頭の中に、「今からこの話を始めるよ」っていうことを入れる。
コレがないと、あなたの話は何を言っているかわからないんです。
主語と動詞を短く言うと、子供っぽい、頭が悪そうに聞こえるんじゃないか。
そう心配される人が結構いらっしゃいますが、大丈夫です。
話って小学生にも分かるように伝えるのが基本。
あなたの言いたいことが伝わって、素敵な人だと思われます。
・短く伝える
・主語と動詞をできるだけ近づけて話す。
ぜひ皆さん、これ試してみてください。
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