\職場で使える話し方の心理テクニック⑨アロンソンの不貞の法則/#188
アメリカの心理学者エリオット・アロンソンさんが提唱した「不貞の法則」をご紹介します。
「予期しない状況で褒められると、より嬉しく感じる」という心理効果です。
私、最初は不倫や浮気に関するものだと思っていたんですが、全然違いました。この法則、職場や日常生活でも使える面白いテクニックなんです。
①新入社員が先輩を褒める
プレゼンをした後に同僚から「今日のプレゼン、すごく良かったよ」と言われると普通に嬉しいですよね。
でも、新入社員が「先輩、今日のプレゼン、本当に素晴らしかったです。僕もあんな風に堂々と話せるようになりたいです」と褒めてくれたらどうでしょう?
予想外の人から言われると、更に嬉しく感じます。自分が尊敬されていることが伝わってきて感動しますよね。
②ママ友との会話
仲良しのお友達から「今日のワンピースも素敵だね」と言われるとやっぱり嬉しいですね。
もし、初めて会ったママ友から「〇〇さんって、いつもおしゃれですよね。前から話しかけたいと思ってたんです」と言われたら?そんな風に思ってくれていたんだ、と驚きとともに嬉しさが倍増します。
まさに「予期せぬ褒め言葉」がここでのポイントなんです。
③転職先での上司からの褒め言葉
例えば旦那さんが「いつも君の意見は的確だから、安心して子供の事を任せられるよ。」と言ってくれたら、もちろん嬉しいし、ありがたいです。でも、それは予想できる範囲ですよね。
もし転職したばかりの新しい職場で、有能そうな上司が「今日の意見、とても的確だったね。私も学ばせてもらいました。」と褒めてくれたらどうでしょう?
自分のやり方や能力が認められたと感じて、嬉しいだけではなく、自信が湧いてきますよね。
④まとめ
「不貞の法則」の面白いところは、この意外性やギャップなんです。
いつも褒められている相手からの言葉は慣れがあります。その分、意外な相手や予期しない場面で褒められると、より強く感動します。
新入社員が先輩を褒めたり、初めて会ったママ友に話しかけたり、転職してきたばかりの同僚を称賛する。
どれも、ちょっとためらいますよね。
ご機嫌取りに思われたらどうしようとか、初対面で褒めるのは不自然かなって考えてしまいがち。
だからこそ、その褒め言葉が意外であればあるほど、相手にとって嬉しいものです。
すごく素敵ですね
感激しました
勉強になりました
これだけで、相手の自己肯定感がぐんと高まり、あなたの印象がかなり良くなります。
「不貞の法則」
意外な人や意外な場面で褒められると、特別嬉しく感じる。この心理効果をぜひ活用して、職場や人間関係をより良いものにしていきましょう。
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