\大人の俺が言っちゃいけないけど、説教するのってぶっちゃけ快楽/#100
「大人の俺が言っちゃいけないけど、説教するってぶっちゃけ快楽」
これはSEKAI NO OWARIの『Habit』という曲の一節です。私たちの日常でも、他人を責めたくなる瞬間って誰にでもありますよね。「それはどうなの?」と感じたりすることが、沢山あります。
①LINEの使い方
世代が違うと、常識や感覚も変わりますよね。40〜50代の昭和世代と20〜30代の若い世代では、LINEの使い方一つでも違いが出ます。
例えば、遅刻の連絡をLINEで送ったとき、昭和世代の上司にスタンプだけで返すと、上の世代は「失礼だ」「軽んじられている」と感じることが多いです。でも、若い世代にとってはスタンプは手軽で親しみやすく、効率的なコミュニケーション手段なんですよね。
じゃあ、どちらが正しいのでしょうか? 40〜50代の人は「若者には常識がない」と思い、20〜30代の人は「上の世代は頭が硬くて、面倒くさい」と感じています。
どちらも自分が正しいと思っていて、永久に交わることはありません。
②説教の快楽
脳科学的に見ても、説教をしたり、誰かを正すことで、脳内にドーパミンという快楽物質が分泌されます。
このドーパミンが、私たちの脳を興奮させて気持ちよくさせるんです。「俺が正しくて、お前は間違っている」という感覚が、この快感を引き起こすんですね。だから、つい他人を説教したくなってしまうわけです。
③マルハラスメント
最近話題になっている「マルハラスメント(マルハラ)」も、世代間の違いをよく表しています。若い世代では、LINEのメッセージに付けられた「。」という句読点に威圧感を感じることが多いと言います。「上司が怒っているのでは?」と感じる若者もいるんです。
そんなバカな!最初にこれを聞いたとき、私は本当に驚きました。昭和世代にとっては「句読点で威圧感なんて」と思うものですが、20代の若者たちにとっては大真面目な話なんです。感覚の違いが「マルハラ」という新しい現象を生み出しているんですね。
世代による常識や感覚の違いは、そう簡単には解消できないものです。昭和世代は「句読点を使うのは普通」と感じ、若い世代は「句読点なんて不要」と感じます。どちらが正しいのか、結局のところ決めることはできませんよね。
④メタ認知
ここで大切なのは、メタ認知です。
物事を一歩引いて客観的に見てみましょう。鳥の目線で状況を見つめ、違う世代の立場や感覚を理解しようとする姿勢が求められます。「自分の正義が唯一ではない」と気づき、相手の視点にも耳を傾けることが大事です。
⑤俵万智さんの俳句
俵万智さんがX(旧Twitter)に投稿した俳句「優しさに 一つ気がつく ×でなく 丸で必ず 終わる日本語」は、多くの人々が感動しました。
句読点のが良い、悪いという議論よりも、日本語の美しさや優しさは素晴らしいという考え方です。
相手を否定するのではなく、肯定的に受け入れること。言葉だけでなく、私たちのマインドも常に丸く終わるよう、意識していたいものです。
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