＼職場で使える話し方の心理テクニック③バンドワゴン効果／#182
今回は人のやる気を引き出す「バンドワゴン効果」をご紹介します。
「これ、みんなが持ってるから私も欲しい。」
簡単に言うと、こんな心理効果です。
やる気のない人に、仕事を上手にやらせることができる。
職場で使える心理テクニックでもあります。
①バンドワゴンって？
アメリカの経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタインに氏によって名付けられました。
バンドワゴン＝パレードの先頭にいる音楽隊が乗っている車
賑やかな人がいると、その後ろにみんなついていっちゃう。これがバンドワゴン効果なんです。
「なんと、このメロンパン1万個売れました。」「100万人が利用しているんです。」
みんながいいって言っているから、きっといいものだろう、って思っちゃいますね。
他にも沢山あります。
・ディズニーランド
・USJ
・鬼滅の刃
これも、みんなバンドワゴン効果です。
普段の生活の中でも、あちこちで使われています。
②バンドワゴン効果が使える人
みんながやっているからいいものだ。
人の動きが気になる。
こういうタイプの人には言い方を変えるだけで、やる気を引き出すことができます。
バンドワゴン効果が効くタイプの人
・アイドルが好き
・ディズニーランドやUSJが好き
・流行っているお店やトレンドが好き
皆さんの周りの人を観察してみましょう。
特に持ち物や服装、食事をなどをチェックします。
みんながしているもの、定番を取り入れているタイプの人なら大丈夫。バンドワゴン効果が使えます。
③やる気を引き出す言葉
仕事でもうちょっと頑張ってほしい、そんな時の例です。
「みんな20代のうちに、最低でもこの資格は取っておきたいって言うんだよね。 」
「うちは、結構きつめの部署ではある。その代わり、転職に成功するんだよ。厳しい分、他社でも評価されるんだよね。 」
みんながいいって言っているよ。
だからあなたも挑戦するといいよ。
こういう伝え方です。
「周りがやっているからって、私は影響されません。」
こんな方も沢山いらっしゃいます。
ただ、人間は同調しようっていう心が無意識で働くんですね。
だから、1回はこの投げかけをしても大丈夫です。
みんなそうだよ。
このワードを巧みに入れていきましょう。
気を付けてほしいのは、ネガティブに使わないこと。
「みんなお前のことダメだって言ってるよ。」これはNGです。
最悪の自己否定になってしまいます。
「みんなが頑張っている」ということを伝えてあげましょう。
この言葉が、職場の部下やスタッフのやる気スイッチのポイントです。
みんながしていることは自分もしたくなる。
このバンドワゴン効果を使って、職場のみんなのやる気を引き出してみてください。
④体験勉強会のお知らせ
9月20日金曜日 20:00〜22:00 実施済み
9月22日日曜日 15:00〜17:00
9月24日火曜日 12:00〜14:00 満員御礼
この3日間で、話し方の体験勉強会を行います。
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