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\会場を巻き込むにはメリットを重視する/#130

先日、「あかんと思ったら観客の力を借りる」というお話をしました。
人前でスピーチや説明をするとき、緊張しますよね。そんな時は相手に注意を向けましょう。話を振ることで、会場を巻き込むことができます。

今日はさらに、会場全体を巻き込み、みんなを味方にして「もっと話を聞きたい!」と思わせる方法についてお話ししますね。



①つみきちさんの講演会

先日、同じVoicyパーソナリティで、インスタグラムでもお友達、インフルエンサーのつみきちさんの講演会の応援に行ってきたんです。

私、広告業界のMeetupという、関西で行われているイベントの第2回に登壇させていただきました。つみきちさんのイベントは今回、第4回だったんですね。

とっても楽しみにしていた彼女の講演は、学びの宝庫でした。ラジオパーソナリティさんなので、もちろん説明はお上手です。それだけではなく、会場を巻き込む力が上手かったんです。

彼女はインスタグラムの伸ばし方で、「アイコンは本人の写真やイラストが大事」という話をしていました。
その時、ちょうど会場にイラストレーターの方が来られていたんです。
とっさに「イラストレーターさんが来られています」パッと紹介されたんですよ。
これだけで、イラストレーターの方は目がキラッキラで感動。
一瞬でつみきちさんの大ファンになり、きっと沢山の人と繋がる事ができたと思います。

講演中に会場の人を巻き込むことで、その場にいる人達にメリットを提供しているのです。

②聞く人を主役にする

また、この講演会には広告業界の専門家がお客様として集まっていました。
つみきちさんは「キャッチコピーを考えるのは皆さんの方が得意ですよね。どう思いますか?」と投げかけたのです。

来ているお客様が「俺はプロだからその技をここで見せようかね」ってやる気に火がつくんですよね。
そこで、つみきちさんが承認します。ここで一気にファン化ですよね。
「やっぱり参加してよかったな。」

主役はつみきちさんですが、会場全体が一体感を持って、「自分も主役だ」と思える投げかけをされていました。

③普段でも使える話

今回は会場を巻き込む話をする、というちょっと専門的な話でした。

これ、 自分が実際に舞台に立つ時は余裕がありません。なかなかそこまで考えられないことが多いですよね。
だからこそ、
「みなさんどう思われますか」って質問するだけでいいんです。
「ありがとうございます。」って言ってその人を盛り立ててあげる。 これだけでイベントに参加した人の印象がガラリと変わります。

「自分ばかりバトンを持たずに、相手にもバトンを持たせる 」っていう意味では、普段でも使えます。
ぜひ、日常でもやってみてください。

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