スタバの接客の素晴らしさー星野リコさんのnoteを読んで思い出した弱視のわたしがされて嬉しかった接客
noteのなかには、素敵なクリエイターさんがたくさんいる。
わたしはすでにたくさんの方のファンだ。
そのなかでも、noteを始めたころから、名前を見るだけで気になる存在になって、エッセイを読んでもっと気になる存在になって、だけど最初のころはドキドキしてフォローする勇気がわかなかった素敵なクリエイターさんがいる。
名前を見ただけで気になる?ドキドキしてフォローする勇気がわかない?その理由は。
同じリコさんだから!
星野リコさん。最初にお見掛けしたころは、まったく同じ「リコ」さんというnoteネームだったが、お名前を変更されて、noteがますます素敵になっている。
リコさんに話しかけるのは本当に勇気が要った。
なぜだろう?同じnoteネームだと、緊張してしまうのだ。
だけど、アイコンがとっても可愛いし、エッセイもどれもこれも素敵で読めば読むほどファンになる。
フォローしたい。でも、勇気がでない。これでだいぶ葛藤して、数週間くらいすぎたころ、やっぱりフォローさせていただきたくなり、勇気を振り絞ってフォローボタンを押した。
「リコさん、はじめまして!」
と話しかけるのも、同じ名前だけあってドキドキしたのだけれど、思い切って話しかけてみた。
すると、リコさんは丁寧に優しくコメントを返してくださったのだ。すごく嬉しかったのを覚えている。
それからは、リコさんのエッセイを読んでは、共感したり、素敵だなと思ったりしながら、応援させていただいている。
リコさんのnoteは、いつも丁寧で言葉の一つ一つを大切に綴られている感じがして、読んでいて心地よい。
つい読みたくなるエッセイを書く方だ。
そんなリコさんが、スタバについて書いていた記事を読んで、スタバってやっぱりすべてのお客様のことを考えていて、最高のコーヒーショップだなぁと感動したことがあった。
リコさんの記事をぜひ読んでいただきたいのだが、ここに書かれているエピソードがとても素敵だ。
詳しいエピソードはリコさんの記事にあるので、そのエピソードを読んだうえで、わたしに対するスタバ店員さんの素晴らしい対応をお話したいと思う。
わたしは、超がつくほどコーヒーショップ、カフェが大好きで、20代のころはカフェ本を何冊も買い込んで、週末になるとカフェ巡りをしていた。
だから、本当にたくさんの素敵なカフェに出会ってきた。
色んなカフェに行くことが好きだったわたしは、スタバは、スタバ好きの友達と行く程度で、さほど通っていなかった。
子どもが産まれてからは、新しいカフェを探して行くことができなくなったため、スタバでコーヒーを買って、テイクアウトするようになった。
毎回同じ店舗ではなく、色んな場所のスタバを利用した。
すると、どの店舗の店員さんも、わたしが弱視だとわかると、様々なサポートを自然にしてくれた、
こちらから頼んでいないのに、’自然に’サポートしてくれたのだ。
ある店舗では、メニューに目を近づけて見ていたところ、サッと読み上げてくださった。
またある店舗では、飲み物を手渡すときに、手の上にしっかりとのせてくださった。
最近利用した店舗では、「お席にご案内しますので、そちらでゆっくりメニューをご覧になってください。メニューが決まりましたら、お席で注文していただけます。」と、初めて最初から席に案内された。
カウンターでの注文だと、並んでいる人のことを考えないといけないので、わたしはついつい決まったメニューを頼みがちだ。
席でゆっくりメニューを見て、注文をとりに来てくださる。すごくありがたくて、心から感謝した。
いいな、スタバ。また、利用したいな。
スタバに行くたびに、わたしはそう思うようになったのだ。
スタバは障がいがある社員も、積極的に雇用している。
ご存じの方も多いかもしれないが、聴覚障害者が多く働いている店舗も2年前にできた。
手話が共通言語となる国内初のスターバックス サイニングストアが東京・国立市にオープン
『スターバックス コーヒー nonowa国立店』 2020年6月27日(土)開業
この店舗では、店員の多くが聴覚障害者であり、店員さんとのやり取りは手話がメインだ。
店内のデザインにも、手話のマークを取り入れたり、注文する際も様々な工夫がなされている。
わたしはまだ行ったことがないのだが、一度は行って見たいお店だ。
こんな素晴らしい店舗を作ることのできるスタバは、やっぱり最高だし、だから多くの人々に愛されるコーヒーショップなのだなと納得する。
そして、スタバの素晴らしさを考えていて、わたしは思ったことがあった。
noteを始めて、感動したことがあった。
noteは、誰一人として取りこぼすことなく、クリエイターとしてnoteを利用したい人は受け入れようとアクセシビリティに力を入れている。
高齢者も障がい者も、取りこぼすことなく、受け入れようと考えてくださっているのだ。
それは、スタバで感じた接客と似ている。わたしは、スタバに受け入れられていると感じたし、noteにも受け入れられていると感じるのだ。
これは、心のバリアフリー。
だれもが自然にそこにいることを受け入れてもらえる
そんな場所が、日本中・世界中にもっともっと広がっていってほしい。
わたしは、星野リコさんのスタバの記事を読んで、自分の体験を思い出して、あらためてそんな未来を願っている。