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Part 2 マイ・ストーリー:AFAAグループフィットネスインストラクター認定は私のキャリアアップをどう進めたか?
Angie Miller 訳:長谷山留美
3 レッスン指導から学んだこと
① フィードバックを抱き寄せる
レッスンでは「聴く」ことの大切さを学びました。たくさんのことを耳に入れ、自分の中に落とし込んでいく。人の話に耳を傾けるのはとても大切なことです。
フィードバックを受け入れることも学びました。時には個人的なことについてであったり、聞き入れにくいこともあったりしたけれども、オープンマインドで、心を開いてフィードバックを受け入れる。その姿勢であり続けることを学びました。
② 他のクラスに出る
他のクラスに参加するのも必要ということも学びました。他のクラスのレッスンから得られるものはたくさんあります。素晴らしいクラスだけではないかもしれないけれど、そこから学ぶことはあるはずです。自分だったらどうしようかと考える。それが学びにつながります。
③ ナーバスになるのも OK
時々、ナーバスになって緊張しちゃうわなんていうことがあるけれど、それもいいんです。人って緊張するもの、それもOK ということです。
緊張するのは当たり前。緊張したことによって、次は緊張しないように、もっと良くなるために練習しようとか、もっと準備しようとか、次のために緊張から学ぶことはたくさんあります。ナーバスになっても、次につなげれば大丈夫。緊張イコール何かが見つかるということにつなげればいいんです。
④ 間違えても謝らなくていい
私たちは人間だから間違えることがあります。間違えた時に、私は「ごめんなさい」と謝ることを放棄しました。間違えてばかりも困りますが、自分がさらに良くなるように、楽しい場を作り上げていくことがまずは必要です。「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝ってばかりでいるよりも、「じゃあ、次行きます。これ、楽しいですよ!」と前面に押し出していった方がずっといいのです。
⑤ 名前を覚える
名前を覚えてもらって、名前を呼んで話しかけてもらえると嬉しいですよね。クラスの生徒さんたちにも同じこと。とてもスペシャルなことに思えるし、一人一人、みんな違う。自分は特別なんだと感じていただけるので、私はできる限り名前を覚えるようにしました。
⑥ 自分のスタイルに合わせる
それぞれ、自分のスタイルがあると思います。例えばいつもカッコいい服を着ている、こういう動きをするなど、いろいろなタイプのインストラクターがいます。でも、自分は自分、自分のスタイルに自信を持って自分を出していく。自分のタイプに合わせて適応していくことが大切です。
一人一人、みんな違う。自分は自分自身のこのスタイルでいく。違う人は違うスタイルでいく。違う者同士がつながっていくと、もっとつながりが大きくなっていきますよね。
⑦ シリアスになり過ぎない
そんなに真剣にならなくていいんです。シリアスになりすぎるのを避けましょう。さきほど、人なんだからたまには間違えることはある、と言いました。それと同じです。
「ここが駄目だった」と落ち込んでしまう人もいると思います。でも、あまりにも真剣に取りすぎないで「ここ駄目だったけどこっちはできるわ」と思って次に走っていくと、もっと進んでいくことができます。
フィットネスはまだまだ、みんなで大きくしていくものなので、一つ一つ小さいことでくよくよしないで、そこを改善しながらもっともっと進化していくことが大切なのです。
⑧ プロとしてのスキルを磨く
最後に、専門家として、プロとしてのスキルを積み上げていきましょう。学び続けましょう。ネバーストップ!止めないで、止めないで。常に新しい情報があります。自分の発見もあります。学び続けていきましょう!
4 AFAA 認定は生活も人生も変える
私は、フィットネスとはスポーツのように誰かと競い合うものではないと思っています。競技として誰が 1位になるか 2 位になるか、そういうことではなくて、エクササイズを通じて健康になっていく。また自分だけではなくて、クラスルームに来ている自分以外の人たちも健康になっていく。
そして、健康になっていく人が体だけではなくメンタル面でも良い方向に向かって、みんなが前向きになっていく。そういう人たちがだんだん増えていって、パワーも広がっていく。それがグループフィットネスの良さであって、そこを目指していくためには、さらに学び続けスキルを高めていくことが必要になります。
フィットネスのインストラクターは、マジシャンのように人を変えていくことができます。そして自分自身も変わっていくことができます。私は、AFAA で学んだことを職業にして、執筆したりビデオを出したり、講演で世界中を回ることができました。
AFAAはグループフィットネスを教えるだけではなく、その次のキャリア、次の経験を与えてくれました。 AFAA で学んできたことによって、経験値もスキルも上がり、自分の知識が増え、そのことによって私自身の生活自体も変わりました。
さまざまなインストラクターがいます。個性も人それぞれです。まずは自分の個性を大切にしましょう。そのことによって、自分自身を培い広げていくことができるのです。今日は、私の話を聞いていただいて、ありがとうございました。またお会いすること、皆さんとつながっていくことを楽しみにしています。
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翻訳者・AFAA マスタートレーナー・長谷山留美さんからのメッセージ
Angie さんは、グループフィットネスインストラクターとしてスタートして、AFAAで学ぶことによってキャリアアップし、今ではインストラクターとしてだけではなく、講演やインストラクターの養成指導を通じてフィットネスを広めています。さまざまなインストラクターがいて、個性もさまざま。でも自分をしっかり持って、自分自身の幅をどんどん広げていくことが大切とお話しされています。
また Angie さんは、人に伝えること、人の話を聞くこと、その時にとるべき態度や表情などを AFAA からたくさん学んだと言われました。認定を取れば自分のプラスにもなるし、実力の証明にもなります。でもそれプラス、AFAA からは指導者としての振る舞い方、何よりも人への伝え方を学んだと。
私自身、Angieさんのお話から、AFAAで学んだことを振り返っていました。5クエスチョンやサークルメソッドに基づいたAFAA独特の訓練を受け、インストラクター養成の場でも伝えてきました。これは私だけでなくAFAA の指導陣すべてに共通することです。
改めて、AFAAメソッドは素晴らしいと思います。特に、人にどのように伝えたらいいのか、そのための自分の出し方やレクチャーの仕方、AFAAメソッドの活かし方等々を身につけることができました。今の自分があるのは AFAA での訓練のおかげと思っています。
1つの物事をお伝えするのに 100の知識がないと伝わらないこともあります。けれども、知識だけではなくて心も大切ということもお忘れなく。すべてができるわけでも知っているわけでもないけれど、心を込めてオープンマインドに、時には人から学びながら伝えていく。これが AFAAマインドです。このマインドとメソッドで、これからも自分自身を高めながら楽しい学びを皆さんと共有したいと思います。
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