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知ることから変わる行動と日々の重ね方#37

どうも。ゆうちゃんです!
絶賛2児の子育て中です。
育児関連のことは、子育てと親の成長記というマガジンにまとめていますので、ぜひご覧ください。

今回はついついやってしまう、子どもへの「なんで?」の連発についての反省回です。 
みなさんもありませんか?


◯親の満足度のためになってない?

なんだかんだで長女が生まれてから3年半が経ち、昨年には次女が生まれて2児の父となりました。子どもの発達段階を改めて学び(大学で児童発達とか心理学系も学んでいたはずなのに)、目の前にいる子どもにはどのような関わりが必要なのか、今どんな段階なのかなど俯瞰的に見ていけるようになってきました。

目の前で起こることに対しては、突発的であったり予測不可能なことばかりでついつい感情が揺さぶられたりとか…思うように日々が回らない自分に嫌気が差したりすることもありました。

そんな日々が積み重なるとだんだんと余裕もなくなり、気持ちが穏やかではいられなくなっていきます。そうなる前にと思い、学び始めた経緯があります。学びはじめると、それまではただ知らなかったから私自身に選択肢が少なかっただけだということが分かってきました。子どももだんだんと自我が芽生え、経験を重ねるごとに意思も確かなものになっていきます。なるべく子どもの意見を尊重したい。親としてはそう思うのです。

…そう思うあまり、ついつい子どもの行動に対して「なんでそうしたの?」「なんでそう思うの?」と「なんでなんで攻撃」をしてしまいます。

まだまだ自分の意思や気持ちをコントロールすることに関しては発達途中。ついついやってしまうことや、中には意図してやるものもあるのが3歳児くらいだと思います。どうしてそのような行動をしたのかと意思確認をすることはとっても大切です。ですが、まだ未発達(大人でも完全ではない)の子どもに対して、すべてにおいて理由を突き詰めていくのは場合によっては逆効果になりそう。

もしかするとそれは、子どもへのリスペクトではなくて、親である私が子どもの行動や言動に至った理由を知ることで自分を納得させたかっただけなのかもしれません。

◯"見守り"と"声掛け"の大切さ

時には子どもがやろうとしていることに口出しせずにぐっと堪えることが必要です。親が干渉することで、それまで没頭していた子どもの集中力を切ってしまったりとか、自分だけでやらせてもらえないことで自分は信用されてないのでは?と感じさせてしまったりするかもしれません。関わりの塩梅はとても難しいし個人差があるので、日頃からよくよく目の前の子どもを観察することが重要なんですね。

ぐっと堪えて見守ること。そして、もう一つ重要なことは声掛けです。
子どもに対する声掛けの回数についてこんな調査がされていました。
新潟県私立保育園・認定こども園連盟が行ったもので、保育施設での子ども(1歳児)への声掛けの回数についてです。園児3人に対して保育者1人の場合、10分間で86.3回(最も多い子)もの声掛けがなされています。
↓該当記事です

1時間に直すと517.8回も声をかけていることになります。乳幼児期は、日々発達が進む段階の子どもにとっては経験がどんどん積み上がっていくとても大切な時期。自分の五感をフルで使っていく中で、大人から受ける声掛けもそのうちの一つです。そして517回という数は決して少なくない数で、その声掛けの質が子どもの発達においてもとても重要なポジションになります。

ついつい子どもの安全のためとか、大人の経験則から分かる失敗を未然に防ぐため(失敗よりも成功体験をさせたいと思ってしまう)に「〇〇しないで」「〇〇はダメ」といった否定形の言葉を使いがち。幼い子が毎日毎日そういった言葉を浴びせられていたらどうでしょうか?

というよりも、大人だって嫌な気持ちになりますよね…なんだか信用されてないなぁ。。。とか、好きにやらせてくれよとか。

◯自分との対話が意識を変える

声掛けの重要さも分かったところで…そうそううまくいかないのが子育てですよね。
まず親としてはやる必要があるのは、自分との対話なんですね。それがいちばんやりたくないし向き合いたくない現実だったりします。

私は私の人生経験を通して今の価値観があります。それは、この世の中で私だけのものであり、部分的に共感し合える人がいても全て同じ人はいません。ですが、子どもに対しては自分の人生経験をもってしか関わることができないので、ついつい起こったことに対して自分の経験と照らし合わせて判断してしまうんですね。

目の前のことに夢中になって、気持ちに余白が持てなくなればなるほどに、自分と向き合うということは難しくなります。そして、できない自分にばかり気持ちが向くようになって、目の前の子どもと向き合うこともしんどくなってしまいます。

その結果どうなるのかというと、心を病んでしまったり、子どもに対して原因を押し付けるようなことになってしまいます。

親子にとってそれは良い状態ではありません。
大前提なのは、親の自分と子どもは全く別の人間であるということなのです。
その前提をもとにして親も学びながら育児に向き合っていくことが必要ですね。

私が学んでいく中で思うのは、目の前で起こっていることの状況を受け止める知識があるだけで、受け止め方や親としてのスタンスがずいぶん変わるということです。そして、自分を追い込む必要がないことが分かり気持ちが軽くなるとともに少しの余白が生まれました。余白が生まれると次の学びに気持ちが向いたり、子どもを見る眼差しが変わって子どもの成長を間近で感じながら暮らしていくことができるようになりました。

●まとめ

親としてのスタンスがいきなり構築されることってないと思います。今思うのは、親になった時点の自分の人生経験だけをもってして子育てに臨むのはとてもリスキーだということです。

今、自分自身が辛いと感じていたら…まずは誰か一人にでも良いから話してみる。その次に、少し新しい知識を取り入れてみること。「知る」から「分かる」に変わり、行動が変わっていきます。行動が変わると自分自身のマインドも変化していきます。

365日休み無しの育児ですが、自分のマインドセットが変化するだけで、一日一日の過ごし方が変わっていきます。
一年は一日が365回積み上がったところにあるものです。やっぱり日々の一日を大切に過ごしていくしかないんだなぁと、今は身にしみて思うのです。

世の中のお父ちゃん、お母ちゃん。
毎日お疲れさまです。
明日も素敵な日にしましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました🙇
ゆうちゃんでした。
それでは、また!

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ゆうちゃん
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