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排泄関連の福祉用具

腰かけ便座


据置式便座
 和式便器を洋式風に変換し、立ち座りを容易にする。
設置は簡単だが、便器の向きが反対になり注意が必要。

・補高便座
 洋式便座の高さを上げ、立ち座りを補助する。
高くしすぎると座位姿勢が不安定になる点に注意。

・立ち上がり補助便座
 電動昇降機能により立ち座りをサポートする便座。
電源確保とスペースの確保が必要。

・ポータブルトイレ
 トイレまでの移動が困難な場合にベッドサイドで使用する。
背もたれや肘かけ付きなど多様な形状がある。

・トイレ用手すり
 簡易的に設置できる手すりで、立ち座りを補助する。
壁に固定する手すりほど強度はないため、注意が必要。

・トイレ用車いす
 小回りが利く介助用車いすで、便座付き。居室からトイレまで移動し、後方から直接便器への移動可能。

収尿器(自動排泄処理装置)
 ベッドサイドや車いす上で尿を取る器具。
センサーで尿を自動検知・吸引する機能もある。
自動排泄処理装置は介護保険制度で貸与対象。


介護支援のポイントとして

・利用者の尊厳と自立支援の観点から可能な限り、自力での排泄行為を目標とする。
・適切な用具選定: 身体機能や生活環境に合わせて福祉用具を選ぶ
・安全性の確保: 用具の正しい設置や使用方法に注意し、転倒や誤使用を防止する。

※試験の内容が全て網羅されているとは限らないためご注意ください。

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