
自己紹介|「数式」で未来を切り拓く
こんにちは!
ジャスティン森です。
「ジャスティン森」とは
私は東京大学に学部から大学院まで合計10年間在籍し、原子力発電の研究をしていました。
研究テーマは、新しいコンセプトの原子炉に使われる新しいタイプの冷却装置に起きる未知の現象の発見と、その原因解明。毎日実験室に籠もり、データと向き合いながら、物理法則を表す数式を解き続けていました。
けれど、そんな日々の中で出会った数式の中には、研究だけでなく、仕事の進め方のヒントになるようなものもありました。
博士号を取得した後、私は研究者の道には進まず、経営コンサルティング会社に就職しました。
研究の世界とはまったく異なる環境に飛び込み、10年間、製薬・医療機器、自動車や半導体・電子機器などの製造業、小売など、さまざまなグローバル企業を支援してきました。新規事業の創造、クロスボーダーM&A(海外企業の買収・統合)やポストマージャー(買収後の統合)、コスト削減やリードタイム短縮といったオペレーション改革、海外拡大戦略、災害からの復興──数えきれないほどのプロジェクトに携わる中で、私は効率的に仕事を進め、結果を出すためのさまざまな「数式」に出会い、活用してきました。
現在の仕事は、バイオ系新薬を開発・製造する企業で、R&D・イノベーション活動と経営企画の統括を務めています。
アメリカを中心に、欧州、中国、日本のチームをとりまとめ、グローバルな成長戦略を牽引する役割を担っています。
日々、それなりに忙しくサラリーマンをしながら、2024年11月29日、最初の著書【仕事は「数式」で考える】を出版しました。
https://amzn.asia/d/cDO1gV8
なぜnoteを書くのか
私がnoteを書く理由は、次の著書のネタ探しをしつつ、ビジネス雑誌記事の依頼を受けられたら嬉しいなー、という打算的なものです。
一冊の本を書くというのは、編集者さんをはじめ関わっていただける方々の尽力に加え、私自身の膨大な時間と労力、そしてココロのエネルギーを要する作業です。しかしながら、私は一度経験してみて、その面白さを実感しました。次のテーマを探しつつ、自分の考えを整理しながら発信していきます。
【仕事は「数式」で考える】出版の経緯
私には個人的にお願いしているプロのビジネスコーチがいます。
その方があるときベストセラー作家になったことをきっかけに、私も本を書いてみようと思うようになりました。ビジネスコーチが信頼する出版支援コンサルタントさんを紹介してもらい、一緒に企画を練り始めました。
最初に企画したのは「ビジネス交渉」に関する本でした。しかし、企画書を持って出版社を数社回ったものの、「ビジネス交渉」では想定読者が少なそう、つまり売れない、という理由で断られ続けました。
そんなとき、青春出版社の編集者さんと雑談する機会がありました。
私は何気なく「私は仕事をする上で、現象や人間関係を数式で捉えているんです」と話しました。すると、その編集者さんが「それ、面白いですね!」と興味を示し、そこから『仕事は「数式」で考える』の企画が生まれました。
企画が決まると、執筆は驚くほどスムーズに進みました。
口述してプロのライターが文章にする方法もありますが、私はすべて自分で書きたいと思い、キーボードに向かって12万文字を書き上げました。
編集者さん、出版支援コンサルタントさん、そして本の出版に関わってくれたすべての皆さんに心から感謝しています。
これからどんなnoteを書いていくのか
このnoteでは、著書の内容を踏まえて更に発展させた考察、著書には入り切らなかった記事、「数式」を使った新しい考え方、などを書いていきます。
仕事に役立つ「数式」の使い方や、ビジネスの現場で活かせる知恵を、より多くの人と議論して進化させていきたいと考えています。