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精神科

精神科の受診日だった

今年に入って、過食嘔吐をしていないこと、
死にたい気持ちになることも少なくなったこと、
最近、手話を始めたことなどを話した

でも、年末はひどくて、わーっとなってしまったことや、食事が辛かったことも伝えた


そしたら、主治医は、
「年明けから、花さんの調子が悪くなっていないのは、初めてくらいだね。」と驚いていた

毎年、年末年始は、ひどかったからだ
救急で夜間診療に行くことも何年も続いていた

少し落ち着いても、年末年始に頑張った分、反動が出て、過食嘔吐が止まらなくなることも多かった


でも、今年は今のところ、悪化していない


それは、年末年始、そんなに頑張らなかったからかもしれない
旦那さんの実家の食事会には行かなかったし、年末年始は、どこにも行かなかった
食事も頑張らなかった


それと、大きいのは、旦那さんの理解が確認できてからだ
これが、一番かもしれない

パニック障害の旦那さんは、私の父や母より私の病気のことを理解してくれている

それなのに、疑い深い私は、そんな旦那さんにも当たってしまった
でも、そんな私を受け止めてくれた
「周りの人たちが、花ちゃんの病気のことを理解できなくてもいい。僕だけでも理解していればいいよ。僕だけは、味方だよ。」と

その言葉が大きかった


主治医は、
「花さんが、前よりもよくなったのは、旦那さんを信じられるようになったからだよ。」
と言った

「信じられるようになった?」
と私が聞くと、

「花さんは、今まで傷つき過ぎて人を信じられなかった。お父さんやお母さんのことさえも、なかなか信じてなかったよ?でも、旦那さんのことは、ちゃんと信じてる。人を信じることって大きいんだよ。」
と言われた


信じること、
そうかもしれない


私は常に疑ってしまう
あの人、怪しい
あの人、怖い、
とにかく、人を信用していない
今まで、裏切られ傷つき苦しくなっていたから


でも、旦那さんと出逢って、まだ数年だけど、信じている
知らないうちに、この人なら大丈夫って思えるようになっていた

同じように、心の病気を持っているからかもしれないけど、それでも、人を信じることができるようになったんだ、私


信じるって大きな力があるんだね、
頑なに、ぎゅっと閉ざしていた心も、少しずつ解けてきたのかもしれない




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