教師を辞める理由
こんばんは。
前回教員には、マニュアルが無いことが大変だと書きました。
その続きです。
マニュアルが全て正しいとは言いませんが、ある程度は欲しいなと思うことが多々あります。
特に神経をすり減らすのが、いじめや保護者とのトラブルです。
要するにミスできない状況下での対応時に、マニュアルがあれば良いなと思います。
もちろん相談体制が決まっていたり、ある程度の指針は示されているのですが、多くの先生たちが日々の業務に追われている状況下では
「自分でしなければ」
と考えてしまう先生が多いのではと思います。
私も、どうしたら良いかわからず困った経験が多くあります。
教師という世界は、自分でクラスを運営するという側面から生まれる
「自分だけで進める」
という雰囲気が学校には存在します。
私は幸い学年団の先生たちに恵まれたことで何とかやってこれましたが、高校よりも大変な中学校の先生たちはどうしようもなく困り果てて気を病んでしまう先生が多いというのが教育現場の実情だと考えています。
マニュアルを作って対応するということは、現実的ではありません。
そんな中で、私はたくさんの先生たちの話を聞いていきたいと考えました。
「教育現場の問題点に悩む先生たちの味方になりたい」
それが私が来年3月末で退職する理由です。
この続きはまた次回。
ありがとうございました。