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毎日執筆チャレンジ@34日目
「…余計な考え、ねぇ」
そう、余計な考え事だ。
例のお隣さんが、少年の家だと決まったわけでは無い。
少年の家が複雑な事情を持っているなんて、誰も言っていない。
ここまで全て私の杞憂で、妄想だ。
今の私は、ただの妄想に時間を費やしているだけなのだ。
「すぅー……フゥー」
深呼吸。肺に充填された煙が、秋の寒空に解き放たれ、夜の静かな空気に交じっていく。
クマを保護したのも、こうしてタバコを吹かしながら、物思いに耽っている時だった。
あの時何を考えていたかは、もう覚えていないけど。
それぐらい、あの子たちのインパクトが大きかったのだ。
~続く~
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