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毎日執筆チャレンジ19~30まとめ

新たな試練の始まりとも言う

毎日執筆チャレンジ@30日目 一人と一匹は、なんともあっさり出て行ってしまった。 「……」 急に静まり返るリビング。 そんなに騒がしい客でも無かったのに、打ち上げ後の帰り道みたいな、 妙な虚しさに襲われて。 「……やるか」 とりあえず、クマが飲み干した皿を片付ける事にした。

毎日執筆チャレンジ@29日目 「…すみません、帰らないと」 私が何かを聞くよりも早く、少年はスっと立ち上がり、ソファに向かった。 「クマ、おいで」 手を差し伸べられ、おずおず近づいてくるクマ。 その身体を優しく抱きかかえ、礼儀正しく一礼し。 「…お邪魔しました」

毎日執筆チャレンジ@28日目 音の方向からして、お隣さんのようだった。リビングの壁越しに聞こえてきたらしい。 という事は、相当派手にやらかしたようだが――― 「……」 少年を見やると、口を固く結び、拳を握っていた。 何か耐えているような、目を逸らしているような、そんな表情で。

やります宣言

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    30 本