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おひとりさま「瀬戸芸/瀬戸内離島旅行」ハック
2022年GW、3年ぶりの行動制限なしということで、
一人旅として「2022瀬戸内国際芸術祭の春会期」に行ってきました。
感想は一言、これまでの人生の国内旅行でケタ違いに大満足!
この感動・楽しさを伝え、味わっていただきたいと思ったので筆をとることにしました。これから瀬戸芸に行く方や、瀬戸内海の離島旅行を検討されている方、どこか旅行したいな…と考えている方のお役に立てると嬉しいです。
<1> 東京都在住おひとりさま女子の旅程
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GWの最も混み合う季節に、高松港を拠点に4泊5日、
1日1島のペースで、直島、豊島、男木島、女木島を楽しんできました。
1日目(5/2月):東京→高松空港 (高松泊)
2日目(5/3火):高松港→直島→高松港 (高松泊)
3日目(5/4水):高松港→男木島→高松港(高松泊)
4日目(5/5木):高松港→豊島→高松港 (高松泊)
5日目(5/6金):高松港→女木島→高松港→高松空港→東京
<2> 旅行前:旅程を立てる際に考慮すべきこと
みなさまはどちらの旅行スタイルでしょう?
「行ったその場で楽しむスタイル」と「綿密な予定を立ててこなすスタイル」
おそらく、本記事を読んでくださっている方は後者で、情報収集されているかと思うので、行く前に私の疑問だった3つについて記載します
疑問1:宿泊場所は島内?主要近接都市?
・「島内宿泊」スタイル:手荷物預けに時間を要す
・「主要近接都市宿泊」スタイル:毎朝毎晩の海路移動を要す
迷いましたが、高松港を拠点としたスタイルを選びました。結果は不満なし。
段階的に予定建てられ、場合によっては変更できる柔軟さを重視したためです。
高松港は拠点港なので、今回訪問した直島、豊島、男木島、女木島のいずれも1時間以内に上陸可能であり、
毎朝毎晩のそれぞれの港を楽しめる&瀬戸内海クルーズを楽しめるという意味で、満足度を高めました
疑問2:1日で何島がベスト?
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個人的結論は、1日1島がベスト。
男木島、女木島は頑張ればセットで1日で楽しむ事も可能。
直島は全エリア制覇しようとすれば1日では難しい。
ですが、それぞれの島の個性に浸り、楽しむという意味では1日1島が気持ちの切り替えとしてもちょうど良い緩急でした。
疑問3:移動手段・施設・食事処の事前予約はできる?
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この辺りの情報は、ほかの情報源に十分載っているかと思いますので、本記事ではサマリ+αを記載しようと思います。
サマリ
1.ベネッセ関連アートの多くは予約必須
(地中美術館は予約必須、豊島美術館は瀬戸芸期間は予約可能/予約必須)
2. 昼食レストランも予約がおすすめ。繁忙期は昼食難民になりがち
3. レンタサイクルも予約がおすすめ。豊島は個人的には自転車必須!
4. フェリーや高速船は予約不可(後述詳細)
<3>旅行中:当日の動き方 ※特に繁忙期
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「フェリー、高速船を制するものは旅を制す」
予約ができないために、毎朝毎晩、少しハラハラしながら、そして計画的に並んだり・・・と正直肉体的にも精神的にも負担でした。
事前に様子を想定できることで精神的負担が少しでも減れば・・・と思い、私が実際に得た情報としてシェアしたいと思っています。
疑問1:フェリーや高速船の当日予約は?どうやって乗る?
事前予約できず、当日予約もできません。
ただ、フェリーと高速船の2つは別物で、当日の動き方も異なりました。
高松港⇄直島を例に違いを記載したいと思います。
違い1. フェリーと高速船では、チケット購入場所・乗り場が違う
高松港では、高松市内を背中・瀬戸内海を前にした時の
左手側が「フェリー」エリア、右手側が「高速船」エリア。
2つのエリアは、急足で3分ほどの距離があります。
それぞれのチケット売り場の30秒ほど奥に、乗船場もある、という位置関係です。
違い 2. フェリーと高速船では、チケット販売システムが違う
フェリーも高速船も乗るためには、2ステップある。
ステップ1はチケット購入。ステップ2は乗船行列待機からの乗船
チケット販売システムの違いにより、合わせるべき照準が違うというわけです。
●フェリーは、乗船行列待機に照準を合わせるべし
フェリーは3日間乗り放題券や往復チケットがあるため、一部チケットは事前購入も可能。ゆえに、チケット販売=乗船上限人数への販売ではないため、チケットを持っているからと言って乗船できる確約はない。
つまり、チケットを入手した上で、計画的に乗船のために行列に待機する必要がある
●高速船は、チケット購入に照準を合わせるべし
基本的には出発時間の30分前にチケット販売を開始。
チケット購入時「xx:xx用整理券」といったを渡され、チケット販売=乗船上限人数への販売である。ゆえに、チケット購入時点で当該時間の乗船はほぼ確約される。
(乗船のための行列待機は、良い席に座りたいという欲がなければ不要)
違い 3. フェリーと高速船では、乗船可能人数が全然違う
東京の満員電車を経験したことがある人は、「まあ詰め込まれて乗れるでしょ?」と
楽観視してしまうかもしれないが、
あいにく海路は法律で乗船上限人数が決められており、上限までしか乗れない。
そして、上限人数は、フェリーと高速船では全然違う。
高松港⇆直島のフェリーは、500人
高松港⇆直島の高速船は、96人
臨時便が出る事もあるかもしれないが、時と場合によると思うため、心配であれば早め早めの行動が必須であると感じた。
疑問2:乗船のために何分前くらいに並び始めるのがベスト?
GWの晴天の日という事もあり超繁忙期ではあったが、
ざっくり、フェリーは出発時間の30分前、高速船はチケット販売時間の30分前に並び始めれば流石に思った移動手段で移動可能、と言った具合でありました。
時期にもよるかと思うが、2022年GWの場合の参考としてお伝えすると、
・高松港→直島のフェリー(朝一便):出発時間の30分前で200人目/500人定員
・高松港→豊島の高速船(朝一便):出発時間の1時間前で50人目/70人定員
・直島→高松港の高速船(最終便−1):出発時間の1時間前で10人目/96人定員
・豊島→高松港の高速船(最終便):出発時間の1時間前で 80人目/70人定員 *臨時便に乗船
<4>番外編:持参してよかったもの
瀬戸内海は、東京の気候とは全然違う!
旅行はリモートワークで鈍った身体にはケアが必要!
ということで、備えあれば憂なし・・・持参して役に立った物を最後にご紹介。
1. 瀬戸内海の天候に対応するグッズ
a. 日焼け止め…瀬戸内海は地中海性気候、日差しが強い(と感じる!)
b. サングラス…同上
c. 防風着…デッキでの乗船を余儀なくされることも。海風は冷たい!
2. 空き時間を苦痛に感じないグッズ
a. 短編小説文庫本…フェリー/高速船のチケット購入や乗船待ちのお供に。
短編だと細切れに遮られるストレスもなく、丁度よい長さ。
3. 身体、特に足の疲れを癒すグッズ
a. 休足時間、足指広げるグッズ、むくみ取りソックス…
足の疲れは必須。その日の疲れはその日のうちに解消
b. フェイスパック…瀬戸内海は地中海性気候、日差しが強い(と感じる!)
それぞれの島での旅行記なども順に更新できればと思います。
参考になれば幸いです。