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【中学受験国語】「宿題なし」の塾が成績を伸ばしてるって、ホント?
東京・大阪・名古屋の中学受験国語専門塾
パワー読解新宿・大阪国語
https://osaka-sokudoku.jp/jukenkokugo/
今津です。
新宿で書いています。
塾には宿題や家庭学習がつきものです。
ところが、もし宿題のない塾があったとしたら、どうお思いでしょうか。
【そもそもなぜ宿題があるのか?】
宿題があって当然、と固定概念のようにお思いの方が多いかもしれません。
まず、そもそもなぜ宿題が必要なのか。
それを少し紐解いてまいります。
塾に限らず、学校においても宿題や家庭学習は課されています。
それは、なんとなく課しているのではなく、必要だから課しているのです。
教科によっては少し異なる面もあるのですが、一般的に塾や学校では通常、授業中に生徒の前で新しい単元の説明を行います。
解き方を教えたり、例題の解説を行ったりもします。
そして、基本問題を取り組ませます。
一定の時間を与え、その後その問題の解説を前で行います。
これがいくつか繰り返されるのですが、それだけでは練習が不十分である場合が多いのです。
もしお子さまがAIでしたらこれでOKかもしれません。一度習ったことは完璧に再現できるからです。また、理解のスピードも一瞬です。
どんどんいろんな問題をインプットすることができます。
しかし、生身のお子さまは、習うのに時間がかかります。理解も時間がかかります。
それゆえ、授業時間だけでは足りなくなってしまうのです。
みなさまのお子さまの通っていらっしゃる塾では、たいてい120分前後で1つの授業が組まれているはずですが、それでも足りないのです。
AIでしたらそれだけの時間があれば十分すぎるくらいですが、お子さまはそういうわけにはいきませんよね。
人間の集中力は、10分から15分で切れてしまいます。
ですから、仮に120分の授業だったとすれば、単純に考えて6回から12回程度集中力が切れたり切れなかったりする現象が起きているはずです。
ずっと集中している場合もあるかもしれません。
しかし、ご自分はそういうつもりでも、実際は必ず波が発生しているものです。
また、新しいことを習ったからといって、いきなり応用問題に取りかかることも不可能です。
スモールステップで徐々に応用問題に取り組ませていく必要が出てきます。
お子さまがお通いの塾は、おそらく「集団指導」と呼ばれている形態の指導方法が大半だと思われます。
1人の先生が数名から数十名の生徒の前で授業を展開していく形の指導を「集団指導」といいます。
学校の授業がまさにそれです。
一斉にたくさんのお子さまを相手にできるので、指導するのに効率が良いとされてきました。
ところが、実はあまり効率がいいとも言えないのです。
というのは、まずクラス全員の注意を先生に向けさせる必要が出てくるのです。
これをしてから話し出すわけですが、案外時間がかかるのです。
大勢の人の前でスピーチをしたご経験のある方ならばおわかりいただけるかもしれませんが、全員の注意を先生に向けるために一定の時間がどうしてもかかってしまうのです。
「はい、前を向いて!」
と声を掛けて1秒と経たずに全員が前を向くクラスは、メチャクチャ優秀なお子さまが揃っているクラスです。
これがそうでもないお子さまが揃っているクラスの場合だと、1分や2分はザラにかかることだってあるのです。
スキルの乏しい講師の場合だと、優秀なクラスであっても1分程度浪費することがあります。
これが案外タイムロスにつながります。
また、授業についても全員に向けて話すわけです。
これは先生側からすると効率的ですが、お子さまにとっては非効率です。
というのも、自分にとって不必要な情報であったとしても聞いていなくてはならないからです。
また、うっかり聞き漏らしてしまったり、意味がよく理解できなかったりした場合、その場でストップをかけることができません。
要するに、必要な情報だけ手に入れたいのに、不要な情報まできちんと聞いておかなければならないのでムダが多いのです。
よって、たとえ120分の授業であっても、それほど問題演習を進めることはできなかったりします。
ご存じのように、中学受験は行うべき勉強がたくさんありますから、授業中だけでは消化しきれません。
ですので、どうしても宿題が必要となるのです。
あとは、保護者さまが「宿題なし」と聞いた瞬間、とても不安にお感じになるからというのも本当のところですw
【条件によっては「宿題なし」が可能となることも】
では、集団指導と対極にある「個別指導」ならば宿題なしが可能なのか、という考えが出てくるでしょう。
理論上はその通りです。
しかし、世間一般にある「個別指導」は、生徒がよほどの問題意識や目的意識を持っていない限りは、講師との馴れ合いによって学習スピードが遅くなる傾向にあります。
よって、積み残しがやはり発生してしまうことが多いのです。
ただし、目的意識をはっきり持っている、例えば授業までにわからない部分を明らかにしておき、授業中に解決していくなどの場合ですと、宿題を課すこと自体に意味がありません。
また、授業時間中、一つひとつ先生にきちんと指導をしてもらうことを目的とする授業(本来、個別指導はこうあるべきなんですが)ですと、宿題を課す意味はそれほど出てきません。
経験や実績が豊富なベテランの先生の指導であればあるほど、指導を受けること自体が意味を持ってきます。
そのような先生の場合、指導の謝礼が割高ですから、お子さまもそこをきちんと認識した上で指導を受けます。
ほとんどの場合、先生の指導スキルの高さとお子さまのその意識が相まって、良い結果に結びつくことがほとんどです。
宿題を出す場合も出さない場合も、お子さまの特性を見抜いて指示を出していますから、ムダが一切出ません。
宿題を出すのには明白な理由がありますし、出さない場合も明白な理由があるのです。
すべては結果を出すための判断です。それゆえの割高の謝礼と割り切るのが正しいです。
ハッキリ申し上げます。安かろう、悪かろうなんです。
【アンタの国語の塾はどうなんだ?】
それで、ワタクシの国語の塾はどうなのか?
結論から申し上げます。
宿題は、ありません。
理由がいくつかあります。
まず、お子さまの視点で考えてみます。
ウチの教室にやってくるお子さまは、たいてい大手塾に所属しています。
前に申したとおり、宿題が塾から課されています。しかも大量に。
そこにウチからさらに追い打ちをかけるように宿題を出すとしたら、どうでしょうか?
きっと、間違いなく消化不良となります。
それならば、お子さまの負担を増やさないように、宿題をなしとしたほうがいいと判断しています。
そうなると、今度はそれで本当に効果が出るのか?という疑問が出てきますよね。
効果が出ないのならば、ワタクシの教室はとうの昔につぶれてしまっているはずです。
宿題を課さなくてもいいように、指導を工夫しているのです。
例えば、ウチでは1コマ60分で指導を行っています。
この60分ほとんどすべてを「演習」にあてています。ムダがまるでありません。
また、60分のうち、前半30分で本を1冊お読みいただいています。
これ、信じられないかもしれません。でも本当です。
どの子もできるように指導をしています。
ちなみに、国語の偏差値が30とか40の子にです。
教室に来た頃は、誰も本なんか読んでいないし、読解力ってなんだ?的な状態のお子さまばかりです。
でも、できるようになるんです。
正直に言うと、かなり重症で、手こずる子もいます。
その場合は手こずる子用の指導法をワタクシは持っています。
今までかなりの数を指導していますし、1年中国語のできない子を専門にみていますので、正直なところそこらのセンセーとは経験値が違います。
また、教室の中で指導が完結するように指導を工夫しています。
つまり、宿題を課していません。
そんなことをしなくとも、結果を出しています。
一体何をしているのか同業のセンセーからよく聞かれます。
で、していることを正直に話すのです。
しかし、誰も本質的なところを理解せず、表面的な部分にのみフォーカスしてマネしようとします。
そして、ズルンと見事にミスりますw
保護者さまの中にも、指導の様子を見ていてホンマにこれで伸びるのかと首をかしげる方がいなくもないです。
しかし、読解力とは何かを、何十年も、ど真剣に毎日毎日考えて実践し続けての今ですので、ちょっとわかりにくいかもです。
その上で「宿題なし」を実現しています。
また、お子さまは手ぶらで教室にやってきます。
それなのに、国語が嫌いだったお子さまは、勝手に読書好きになり、少しタイムラグはあるものの国語の偏差値がブワンと上がるのです。
お子さまにとってはラッキーなことだらけですよね。
※この記事をYouTube動画でも配信しています。みなさまラジオのようにお聴きになっていらっしゃいます。よろしければどうぞ。
https://www.youtube.com/channel/UCXjRog4hrGgalEXcpjU4azg
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