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【勘違い?】ストイックになるな!
皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!
前から気になっていて本要約動画では見ていた本をやっと読むことができました!それがこちら!
僕は決して上の立ち位置にいるわけではありませんが、部署の主任をしたり、生徒たちにとっては教師というのはある種のリーダーに近い役割も担う必要があったりします。
そんな僕がこの本から学んだことを数回に分けてお伝えしていこうと思います。
第一回となる今回は勘違いしがちなストイックさについてです。
僕自身、以前ストイックさに関する記事を書いたことがありますように周りからストイックな人間だと認識されがちです。
そんな僕が陥りそうな罠がありましたのでぜひあなたにも知っていただき、周囲の信頼を得ることに繋げてもらえたらと思います。
では早速いきましょう!
頑張った「気」になってない?
仕事におけるストイックさと聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
・労働時間
・成果主義
・仕事管理
いくつかのの要素が出てくるのではないでしょうか?
そんな中、僕の主観で恐縮ですがよく感じることとして「長く働いている人はよく頑張っている」という風潮です。
別の言い方をすればストイックに労働しているという雰囲気を感じるのです。
でもこれは本当にストイックなんでしょうか?
というかそんなストイックさは必要なんでしょうか?
長く働いたことで頑張った気になっているんじゃないでしょうか?
もちろん、業務量が多く必然的に残業にまみれてしまう、なんて状況であればある程度仕方のないことなのかもしれません。
ですがそうでもないのに長時間働くことで頑張った気になってしまっていては、結果的に何も生み出せていない時間が多いということになるはずです。
ですので、頑張った気になりやすい長時間労働というものは決していいものではないという前提を頭に入れた上でこの先に進んでいきましょう。
大切なのは余裕
ではストイックになってはいけない理由について述べていきましょう。
なぜストイックになってはいけないのかというと、余裕がなくなるからです。
言い換えると、余裕を生むためにストイックさを捨てるのです。
この余裕には大きく2つの余裕があります。
それが時間の余裕と精神の余裕です。
時間の余裕とは、例えば会議時間が60分のものを45分にして15分のバッファ(隙間時間)を作る、というものです。
もしくは10分だけ出勤を早くして始業前に時間的余裕を作るというものも考えられますね。
精神の余裕とはわかりやすいと思います。
朝に音楽を聴いたり、陽の光を浴びたり、有酸素運動をしたり、そういったことで心を整えるのです。
自分が気持ちいい、楽しい、心地よいと感じることをすることで心の余裕を作るのです。
また、この2つの余裕は相互に関係もしています。
時間に余裕があれば精神に余裕ができ、精神に余裕があれば時間的余裕も作り出せます。
朝寝坊をした時は余裕がないことは誰しも経験があるはず。これは時間的に余裕がないから精神的にも余裕がなくなる良い例でしょう。
一方で少し早く目が覚めた時は時間的に余裕があるので、いつもはしたいけどできないことをすることができます。それによって気持ちに余裕を作ることができます。
また、気持ちよく目覚めたのなら、その心の余裕から仕事が捗り時間の余裕が生まれることも大いにあります。
このように2つの余裕がそれぞれ関係し合っていることも知っておきましょう。
余裕があることでどうなるか?
ではなぜこれら2つの余裕を持つべきなのでしょうか?
それは余裕があることでメンバーから話しかけやすくなるからです。
身の回りの人を思い浮かべてみてください。
いつも忙しく走ったり、バタバタしたりしている人、いませんか?
そんな人と比べて、なんだか余裕がある、ゆったりしている、そんな人を見るとなんだか話しかけやすくありませんか?
それは物理的にも精神的にも言えることだと思います。
走っている人に対しては気持ち的に話しかけづらいだけでなく、横切る時間が圧倒的に短いため物理的にも話しかけづらいのです。
この話しかけづらさがメンバーの仕事を遅らせることになったり、報連相(報告、連絡、相談)が疎かになったりする原因となります。
逆に余裕があり、話しかけやすい状態であればそういった問題が起きにくいのです。
また、余裕があるとリーダー自身もメンバーの様子や状態を気にかけることができます。それができればリーダーから相談にのったあげたり、チームマネジメントをしたりすることができるようになります。
当然ながら、普段の信頼関係がなければどれだけ余裕があっても話しかけられませんし、様子を気にかけたところで効果は薄いです。
そういう意味では日常的な行動こそが最も大切なのかもしれませんね。
それができた上で余裕があるととてもいいということになります。
制限時間内に最大効果を発揮する
ではそんな余裕を作るためにどうすればいいのでしょうか?
デキるリーダーたちは、以下のようなマインドセットで仕事に臨んでいるそうです。
・決めた時間でやるべきことを終えて浮いた時間で暇なふりをするということ
・がむしゃらに取り組むのではなく、冷静かつスマートに重要な仕事をこなすこと
ここでお伝えするのは具体的なアクションではないため、いますぐにみなさんが実行できるものではないかもしれません。
ですが、とても大切な心の持ちようなのでぜひ知っておいてほしいことです!
このリーダーのマインドセットを別の言い方で細かく分解していきましょう。
すると、
0 がむしゃらさを表に出さない
1 やらないことをまず決定する
2 やるべきことを次に決定する
3 やるべきことに時間制限する
4 制限時間でそれを終わらせる
5 それによって時間を浮かせる
6 暇なふりをして余裕を見せる
このように分けることができます。1つずつ簡単に見ていきましょう。
0 がむしゃらさを表に出さない
まず前提として忙しさやがむしゃらさをアピールしないことを意識しましょう。
それを表面化してしまうとメンバーを萎縮させたり、「そこまでやらなきゃ」と思わせたりしてしまうからですね。
1 やらないことをまず決定する次
にエッセンシャル思考など数多くの仕事本でも言われることですが、まずやらないことから決めるのです。
やることは探せばいくらでも出てくるからこそ、まずは何をやらないかを決めて仕事に区切りをつけるのです。これによって終わりをつけることができるようになります。
2 やるべきことを次に決定する
終わりを設定できたら、やるべきことが必然的に決まってきます。
その中で優先順位を決めてやるべきことを決めていきます。
3 やるべきことに時間制限する
優先順位をつけると同時に、何にどれだけ時間がかかるかを決めていきましょう。
これは先に時間から考えてもOKです。
どういうことかというと、「3時間だけ時間を確保できるからAとBだけやろう」のように時間→仕事の順番で考えるということです。
どちらにせよ制限時間を設けることが大切だということです。
4 制限時間でそれを終わらせる
そこまでできたらあとは仕事をやるだけですね。
ここでは正直ストイックにならざるを得ません。というのもここで集中してやらなければこの後の余裕を作り出せませんから。
ただここだけ集中して生産性を高く発揮してやれば、余裕を持ったリーダーになることができます。
5 それによって時間を浮かせる
制限時間内に終えることができれば見積もり通りいくらか時間が生まれるはずです。
6 暇なふりをして余裕を見せる
最後にその時間を持って余裕を見せましょう。
これによってメンバーから話しかけやすくなったり、メンバーの様子をよく見たりすることができるようになります。
ということでこのようにして余裕を生み出し、余裕を見せるようにしましょう。といってもなかなか難しいですよね?
ですので0〜6までのステップを一つずつこなしていきましょう。
すぐにはできるわけがありませんので、仕事を捨てるところから始め、だんだんと余裕ができるようになればいいですね!
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回はストイックになってはいけないという内容の記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!
頑張った「気」になってない?
長時間労働で頑張った気になってはいけない。大切なのは余裕時間の余裕と精神の余裕、この2つを持つことこそが大事である。デキるリーダーはこれらを持っている。
余裕があることでどうなるか?
余裕があることでメンバーから話しかけやすくなる。
それによってコミュニケーション回数が増え、仕事の進捗が早くなったり報連相が確実にできたりする。
加えてリーダー自身もメンバーの様子をよく見られるようになる。
制限時間内に最大効果を発揮する
がむしゃらさを捨て、冷静にやるべきことのみをしっかりやっていく。それも短い時間で。
これがデキるようになれば僕たちもトップ5%のリーダーになれる、かも!
今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!
ではまた!
↓今回の参考文献はコチラ!↓