【世代ギャップ】おじさんの野球例え(老害)に思うこと
昨日、フジテレビで夜やっていた
大喜利番組『IPPON』。
見てて気になったのは、
判定して点数をつける芸人が全体的に、
「高齢化」してるかな?という疑問。
バカリズムや千原ジュニアが
次々に高得点を出し、
若手の「第7世代」の後藤君らは
なかなか合格点をもらえない。
ふと、判定者の顔ぶれを見たら、
みんなアラ40か40オーバーが
大勢を占めている。
もともと大喜利なんて古典芸に
若手は慣れていないでしょうし。
苦戦しても、仕方ないか…。
でも、アラ40か40オーバーが
番組の基準や空気を決めてしまうのは
若手には不公平ですね?
若手の出演者と、アラ40芸人と、
数を半々にしたら、もう少しフェアに
なるのではないかしら。
最近、おじさんタレントは
野球例え話や昔の漫画の話ばかりする、
それがわからないと、
若い人からの苦情が増えてきた。
私は50歳だけど、スポーツが
嫌いだから、野球例えはしないけど、
きっと他の分野で何か押しつけてるに
ちがいない…汗。
おじさんたちは、もう少し
自分の高齢化に自覚したいところかな。
出版社の漫画編集部でさえ、
手塚治虫や山岸凉子先生の名作を
20代の後輩に強めに勧めると、
『名作ハラスメント』
『ドラゴンボールハラスメント』
と言われ、避けた方がいいとされる。
おじさんが10作品、勧めたら、
代わりに、若い人も、同じように
10作品、おじさんに勧め合う、
そんなフェアトレードが
大事なんじゃないかしら?
「老害」はたしかにある。
でも「老害」を指摘する若い人も、
あと30年歳を重ねたら、同じように
昔を回顧するおじさんになり、
老害になっていく。
おじさんが野球例え話をするのが
「老害」ならば、
若い人も若い人だけがわかる話を
してる時があるのも、また事実で、
それは「若害」でしょうね。
年や時間は、絶対に存在する。
だから、世代ギャップが産まれ、
断絶を産みやすいもの…。
最近変わったのは、
おじさんが若手に、
また、若手がおじさんに、
互いにリスペクト心や関心?興味を
持ってなくて、双方向の
往き来が停滞してることかしら?
今は人口の一番多い40代50代が
何かと世の中の基準になりやすい。
それは若い人には面白くないでしょう。
おじさんは、自分の高齢化に
気をつけなくてはならない。
昔のメソポタミア文明の遺跡から、
年寄りと若い人との世代ギャップを
語る古い書簡があったといいます。
ギャップは必ずできる。
あとは、その「他者」となる
違う世代とどう付き合っていくか?
最近「老害」を指摘する若い人の
発言をよく聞きます。
そこに敏感になってるだけかな?
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