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ヒットの法則は多いのに、ヒット作が少ないのはなぜだろう

本のベストセラーは、なぜか
あまり出ない。

みんな、ディズニーにならえば
キングコング西野にならえば、
みんな、過去の芥川賞や直木賞を
過去問替わりに、50年ぶん読めば、
もっとヒット作は出てくるのではとも
思ったりするんですが。

ベストセラーの秘訣を教えてる
ユーチューブやnoteや
カルチャーセンターも多い。

ヒットを目指す人は、
せっせと力作を書いていますが、
彼らの作品がみなヒット作品に
なっているかと言うと、
そうでもありません。

まあ、私もたまに
職業作家になるには?みたいな記事を
noteに、書いてしまったことが
ありますが、
まあ、当たっているやらどうやら(汗)。

職業作家になる道は、
なんとかなるかもしれない。

文章を書くのが好きで
苦にならない人なら、
ほそぼそと食いつなぐことは
なんとか、できるでしょうか?

ただ、ヒットする、
それも1万部くらいではなく、
10万部、20万部の部数となると
かなり少ない。
結局、定番ヒット作家ばかりが
本屋の棚を占めていく。

10万部を超える作品は
年間では50冊は出てるかな。
でも、宮部みゆきや東野圭吾や
林真理子や北方謙三、伊坂幸太郎は
もちろん、
朝井リョウや原田マハらは
この際、除外させて頂けますか。

あくまで新鋭の作家で、
ベストセラーを書いてる人は
どれくらいいるでしょう?
という問にさせて頂きたい。
 
今、それができているのは
住野よるさんと凪良ゆうさん、
ミステリーでは
今村昌弘さんあたりでしょうか。

ああ、ありました、
去年2022は、
逢坂冬馬さんが独ソ戦争を描いた
『同士少女よ、敵を撃て』が
ベストセラーでしたね。

でも、でも、でも!!

書き続ける秘訣も、
ヒットする秘訣も、
色んな作家や編集者が
本やユーチューブやnoteで
こんなに語っているというのに、
実際は、少なくないですか?
 
ベストセラーや
ベストセラー作家が増えたら、
また小説界はもっと
にぎやかになるでしょう。

もちろん、私は新人作家たち、
ネクストブレイク間違いない人達が
努力していない?!なんて、
いうつもりはないですよ。

それはそうなんです。
努力で職業作家になり、
努力でヒット作家になるのは、
とてもとても難しいことだ、
ということに尽きますね。
  
持って生まれた才能✕環境✕時期✕
スキル✕キャリア✕努力✕、、、、
という具合に
あらゆるピースが、
うまく揃う時に初めて、
ヒット作品が生まれるのか。

でも努力の後に
「、、、、」と書いたように
まだまだ人にはわかってない何かが
あるのかもしれません。

それに、
ヒットの秘訣も、
しょせんは、目安です。
駅前のシンプルな登山ルートです。
細やかな地図ではありません。
 
泥の路面や倒木、山崩れ具合は
駅前登山ルートには
仔細には書かれていない。

やはり自分の中にしっかり、
目指すべきルートマップや
道具、アイテムが揃えば、
いいのでしょう?
タイミングも大きい。
運不運もあるでしょう?

それから、
書こうとする人自身が
オリジナルなヒットの秘訣を
明快に持っていることが
一番大切ではないでしょうか。
 
自分にピッタリな法則を
胸に秘めたら、
自然と自分らしいヒットの法則が
芽生えてくるはずです。

慎ましやかな人は
なにも、最初はディズニーみたいな
作品なんて肌に合わないし、 
書こうとも思っていないでしょうから。
肌に合わない作品を
夢見てる段階は、
まだヒットは遠いでしょう。

結局は、自分にピッタリの
自分にあった法則が見つけることが
できたら、きっと自然とヒットする
作品が生まれるでしょうね!

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