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【アイドルの推薦図書】今週のオススメ本は加藤シゲアキ。

https://youtu.be/72tP1LE4968

今週の「木曜日は本曜日」では
加藤シゲアキがオススメ本を
紹介してくれることに。
さすが、ジャニーズ、
朝からユーチューブの再生回数も
凄いようです。
紹介してくれた本を見ると、
なんだか純粋な人かも〜。
少なくとも、私の中では
好感度が増しました。
では、どんなオススメ本か?
見てみますね。

(1)エーリッヒ・フロム
『愛するということ』

(2)レイモンド・カーヴァー傑作選
『カーヴァーズ・ダズン』
翻訳は村上春樹。

(3)サリンジャー
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』
翻訳は村上春樹。

(4)ドストエフスキー『罪と罰』
翻訳は亀山郁夫。

(5)内田樹『寝ながら学べる構造主義』

(6)レモン・クノー『文体練習』 

(7)川上未映子『ヘブン』

(8)金原ひとみ『蛇にピアス』

(9)オイゲン・ヘリゲル
「新訳 弓と禅」

(10)福永信『11111』
  (イチイチイチイチイチ)

加藤シゲアキさんは
文学に真面目というか、
小説や言葉の力に真面目だなあ
と思いました。

(6)レモンクノーの『文体練習』は
発売時にめっちゃ売れた本。
たしか、20数年前でしたか。
加藤シゲアキさんにしたら、
青春時代に読んだ本でしょう。
硬派な本ですが、難解ではなかった。

ちょっと中規模な本屋では
もう置いてないでしょうけど、
あえて、リストに挙げたことは
うれしいな。
今おじさんおばさんになってる人は
たぶん見たことがあるはずです。

(5)は内田さんの構造主義入門。
これは内田さんがまだ登り坂を
上がる時期に書いたいい本でした。

川上未映子さんと
金原ひとみさんは、
誰もが知る現代女性作家ですね。

(1)のフロムの愛に関する本は、
ここ数年前から新訳が売れてますね。
旧訳を、数十年に買った時は、
訳が固くて途中で挫折しましたが、
新訳になり、すいすい読めました。

(2)と(3)の、
サリンジャーやカーヴァーは
村上春樹の翻訳。
春樹がコツコツ訳した成果が
こんなところに出てますね。
これこそ、本の文化のリレーですね!

(10)の福永さんは初めて知りました。
今、ウィキペディアに飛んだら、
硬派で本格的な作家のようです。
ありがとう、加藤シゲアキさん、
こんな重要な作家を教えてくれて。

(4)の『罪と罰』を
こんなオススメ枠にいれるって
ある意味、読書の入門者みたいで
かなり照れくさいんですが、
敢えて10冊に挙げた加藤シゲアキ、
あなたは勇敢ですね。
純粋な心を持った方かな。

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