【読書と老化】50才、最新の若手作家が読めなくなってきて困ってる…
気がつくと、本は
自分の同年代以上の作家を
つい手にしがち、つい読みがち。
50歳という中途半端に
老けてるような、若いような
年齢にいるせいか、
若い作家の作品も、
きちんと読んでおきたいと
自分にいい聞かせている。
知らず知らず感性が
硬直したりしたくない。
住野よる、
知念実希人、
宮内悠介、
相沢沙呼、
こうした人気の高い若手の小説も
書店では必ず手にとる。
とるようにしている。
ところが、どうも買うところまで
いかないんです。
たぶん、どこかで読んだ書き出し、
どこかで読んだ人物、、、。
決して盗作とか、そんな事では
ないんですよ。
ただ、デジャヴュな感覚になる。
そんな若手の小説を読むくらいなら、
シャーロック・ホームズの冒険や、
江戸川乱歩のミステリーを
読んだ方がいいかな、
と思ってしまう。
私の感性が枯れてきたのか?
もう心が老いてきたのか?
また、誇り高い読書家で、
死んだ作家の本しか読まない、
と最初から決めてる人がいますね。
そうしたら、楽になるかなあ。
しかし、最初から読まないと
決めてしまうのは、
不寛容ではないかしら?
本屋さんに毎日行く。
しばらくは、この葛藤とは
付き合うしかないみたい。