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本の命、本の謎、本の運命?

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本にまつわる謎、本の運命、本好きの宿命、本好きの責任などなど。
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記事一覧

職職のデジタル化と、ジョージ・オーウェル『1984』

私たちは今どうされたいのだろう? 最近、何かと、色んなことの手続きで デジタル化が進むたび…

【直木賞】ああ、良かった、窪美澄さんが報われた日だ。

今日の直木賞は、 窪美澄さんが取った。 良かった。 ホッとした。 2009年の鮮烈なデビュー以…

【文庫】井筒俊彦『ロシア的人間』は今年一番のグッドワーク

今月の新刊文庫の売り場で、 感激することがありました。 こんな仕事をする文庫編集者が いる…

【紀伊国屋書店】本は1日に200点も発売されてる!出版社は垂れ流し?

一年間に新しく発売される本は約7万点。 土日を除いた平日だけで計算すると 1日200種が発売…

【作家】松本清張は文豪と呼びたいけど、呼べるのか問題

1960年代は、全集が様々な企画で 出版された珍しい時代。 最近読んだ本で一番、 愉快だったの…

【聖地巡り】村上春樹がいた学生寮とホテルの蛍。

『スプートニクの恋人』 『国境の南太陽の西』  『アフターダーク』   これは、村上春樹の中…

【テロ本】文学はテロを起こす?「風流夢譚事件」。

テロを招き、 人を殺してしまった本があります。 悲しいことに、たとえではありません。 作家は、深沢七郎。 姥捨山伝説を甦らせた 『楢山節考』で 1956年にデビューした ちょっと風変わりな作家。 最近は『人間滅亡的人生案内』が なぜかまた売れてます。 なんというか、 人生や人間や社会をどこかで 骨抜きにしてしまう 阿呆らしさがありました。 良い意味で、ですが。 この異端児作家が 1960年『風流夢譚』という作品を 中央公論社で出します。 一人の男が街を歩いてたら、 左

【自費出版】少女へのプレゼントから始まった「不思議の国のアリス」

最近、アリスと島崎藤村に 関心が行ってしまう。 共通点は、自費出版!です。 アリスは、最近…

【老後の働き】本屋をやるか?出版社をやるか?

本屋になるか? 出版社になるか? ふとそんな問いが頭をもたげました。 訳はあります。 実は…

「学問のすすめ」は、勉強しましょうって本ではありません?

『学問のすすめ』は タイトルがちょっと損してる、 気がするのですが、 どうでしょう? ずっと…

【戦争】今なぜ、作家はウクライナに行かないのか?

ふと思うんです。 スペイン内乱の時は、 1936年〜1939年ですが、 ヘミングウェイ(アメリカ)や …

【戦争】皮肉にも、今、戦争文学が売れている…

今朝、電車に座ってると 隣の青年が文庫本を読んでました。 このスマホ全盛期、 動画かゲーム…

【文学】小説とは敗者の物語、それが文学復活のカギ?

「大きなものに向かって 個人が身体全体で 押し倒そうと挑んでいく。 小説は、自分と、 自分よ…

【読書】ベスト30冊から見た、平成は遠くなりにけり?

「平成の30冊」(20019年3月発表) 1位「1Q84」村上春樹(村上春樹) 2位「わたしを離さないで」 (カズオ・イシグロ) 3位「告白」(町田康) 4位「火車」(宮部みゆき) 4位「OUT」(桐野夏生) 4位「観光客の哲学」(東浩紀) 7位「銃・病原菌・鉄」 (ジャレド・ダイアモンド) 8位「博士の愛した数式」(小川洋子) 9位「〈民主〉と〈愛国〉」(小熊英二) 10位「ねじまき鳥クロニクル」 (村上春樹) 11位「磁力と重力の発見」(山本義隆) 11位「コンビニ人間