社長と著者を載せた車で事故る(青春びんびん失敗録)
恥の多い人生でした。
社会人になって15年。
やらかしたことを数え上げればキリがありません。まだバレてないやらかしも含めれば星の数です。
よく「しっかりしてそう」と言われるのですが、それは堅物そうなメガネをかけているからです。残念ながらしっかりしてはおらず、いろんなトラブルやミスを起こし、そのたびに謝って生きてきました。本当にすいません。
特に若いころは己の未熟さで迷惑をかけることも多く、今思うと恥ずかしくもなりますが、それもまた青春の一ページだったなあとも思います。
今日は社会人生活を振り返りながら、やらかしの思い出やヒヤヒヤした思い出を綴っていこうと思います。
思い出を書きだしていたら、けっこうエピソードが出てきたので複数回に分割します。今回はその第2弾です。
なお、マジで書けないレベルの事件は記しておりませんので、あしからず……
社長と著者を載せた車で事故った
タイトルでもうヤバいでしょ。
でもね、これ、事実です。
もう10年近く前のことです。
新刊が出た著者のイベントを予定してたんですが、うちのイベントの前に某学校での講演会が入っているという。
なので、学校まで車でお迎えに行って、そこからイベント会場にお連れする算段です。
運転手は担当編集の僕です。
大事な著者の方なので、車は最高級のアルファード。革張りでふかふかしたシートを備える高級車です。
アルファードって、ご存じの方は分かるかもしれませんがデカいんですよ。ワゴン車に近くて車高も高い。そのぶん乗っている人はゆったりできるんですけど、運転する側としては取り回しが大変な車です。内輪差とかね!
当時の僕は営業から編集部に異動したてでした。
営業時代は広島に駐在していたので、毎日車移動。営業車をぶんぶん乗りまわしていたので運転はお手の物でしたが、アルファードは訳が違う。
やはり車高の高さや車体の大きさによる取り回しの難しさ。加えてVIPを乗せる緊張もあり、だいぶあたふたとしておりました。
そんなこんなでお迎え当日。
社長を乗せて学校までなんとか辿りつき、著者を車に乗せ。お見送りの関係者を横目にさあ出発しようとアクセルを踏み込んだとたん。
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