プーニム パット ボンカレー(ソフトシェルクラブの卵カレー炒め)
『プーニム パット ボンカレー』は少し値段が張るが、タイ料理好きのお客様に人気のメニューです。もともとはタイの海鮮料理屋さんの『ソンブーン』の 渡り蟹の卵カレー炒め という人気メニューの 渡り蟹をソフトシェルクラブに変えて食べやすくした 辛くない定番メニューです。小泉元総理がタイに行った時に先ずソンブーンに行って食べたという評判メニューだ。
さてクワンチャイではネット通販でこのミールキットを販売し好評である。
ソフトシェルクラブとは脱皮したての蟹で素揚げした後に特製の卵カレーのルーと合えて食べる。チェーン店の松屋でも暫く『プーパットボンカレー』を半年前位に提供していたので直ぐ食べに行ったが、蟹の代わりにカニカマ
か蟹のホグシ身が入っていて値段の割には美味しく感じたが、何度も食べようとは思わなかった。案の定、今はメニューから外れている模様だ。
タイのソフトシェルクラブの養殖場を見に行ったことがあるが、小型の鳥籠の様な仕掛けが湖水に大量に吊るしてあって、夜の間に脱皮した蟹が安息地と間違って侵入している。それを朝方に揚げると寝ぼけた蟹が捕まると言う具合だ。『ソンブーン』の 渡り蟹の卵カレー炒め を食べた事があるが、蟹の身はすごく美味しいのだが、殻を取り除くのが大変だったことを思い出す。手も、口の周りも、上着も卵カレーが付いて後が大変だった。
『プーニム パット ボンカレー』は今後ますます日本で人気が出るだろうし、クワンチャイでも、もっとメニューを多様化して専門店の魅力を強化して行きたい。丁度 日本の『カツ丼』みたいに亜熱帯日本の定番メニューを目指して頑張っていきたい。